谷中を行く。

東京へ行く用事があれば、必ず立ち寄るのが「谷中」です。
犬養先生の御魂が、本当に谷中の墓地に眠っておられるのか…と考えれば、私の中では
犬養先生の「たましひ」は、常に万葉の故地を彷徨っておられ、特に明日香村では、今も
留まっておられるのではないかと思うのですが、「谷中」は犬養先生のふるさと「上野」の
近くでもあり、私はついつい行きたくなってしまうのです。
何度も、またいろんな方向から向いますので、上野からも日暮里からも、西日暮里からも、
行けるようになりました。おのぼりさんの私が…です(笑)。
前日のしのぶのダンス発表のあと、埼玉に宿泊したので、今回は地下鉄千代田線の西日暮里から
行きました。
このコースには、坂道を登りきったところに「富士見坂」という場所があり、ビルの狭間から
富士山の見えるスポットがあります。
さて今回は、季節がら冠雪した富士山でしたので、新幹線でも鮮明に姿を確認することが
できましたので、期待して通りかかりました。「やったあ!!!」
携帯写真なので、わかりにくいのですが、正面に富士山がはっきり確かめられました。
               谷中富士
「♪何か、いいことありそう♪」本当にそんな気分でした。
そして犬養先生のお墓参りに…。
年末でもあり、お墓の掃除に来ておられる家族連れも多く見かけました。
いっぱい報告がありました。
プライベートなこと、明日の山内さんの祝賀会のこと、春日大社の新碑除幕のこと、
そしていつも守られている感謝と、御礼を申し上げました。
谷中の空は、12月とは思えないまさに犬養高気圧の青空。犬養先生が私に微笑んでくださって
いるかのようで、ひとときお墓の前でぼんやりしていました。
「また来ますね!」と約束をして、上野方向へ。
犬養先生の住んでおられたと言う、上野桜木町は、いまはパンダのいる動物園のあたりだ
そうです。娘にパンダのおみくじなどを購入しながら、恩賜公園である上野の森を歩きました。
本当に暖かい日で、人出もそこそこあり、まだ公園の紅葉が楽しめました。
               桜木町
この日のうちに帰宅しないといけなかったのですが、久しぶりに親友のたけもと銀座でランチ。
ちょっとセレブ感覚で、それぞれの近況を話したり、クリスマスバーゲンの商品を見たり
貴重な時間を過ごしました。東京はやはり大阪と違う楽しさがあります。
姪や甥に感化されてきたかも。(汗)
まあ、日常から解放されるということだけの楽しさだけかも知れませんが…。
あわただしい東京行きでしたが、有意義な時間でもありました。
行きの新幹線、東武鉄道、谷中、帰りの新幹線…と大好きな富士山を何度も見られて幸せでした。
やっぱり富士山は、「見るものだ!」


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