宮水学園塩瀬地域講座
西宮市は、尼崎市と芦屋市の間にあります。一帯はいわゆる阪神間と呼ばれる地域です。
ただ、西宮市は、行政区分が変則的で、宝塚市の北側にも大きな一画があり、私は「飛び地」
だと思っていたのですが、西宮市として、南北はつながっていますよ・・・とご注意を受け
ましたが(汗)、やはりどこか西宮市であって西宮市でない?ような雰囲気があります。
西宮市は、生涯学習大学「宮水学園」と言う、高齢者向きのカルチャースクールがありますが、
大変人気があって、2500名の受講者があるそうです。歴史・文学・芸術…いろいろ選択の
コースがあって、みなさん活発に勉強・活動をされています。
西宮市の中心部のみで開講されていることから、北部地域の方々から、「地元で学べる
ように宮水学園の分校を作ってほしい」と根強い要望があったそうで、とうとう今年の春
から、はじめて「塩瀬地域講座」として、開講されました。
講座の1つに『万葉集』が入ったことから、推薦して頂き、私も講座の機会を頂きました。
季節にあった七夕の歌でも…と思ったのですが、まず「万葉集とふるさと」という題を
決めて頂いていたので、西宮市の万葉歌をご紹介させて頂きました。
万葉歌1首で頑張っている国府町もあることを思うと、西宮には9首も万葉歌があります。
立派な古代の山陽道を行き来する万葉人の通過地域だったわけで、10首もある西宮は
「万葉故地である!」宣言をしてきました。(笑)
そして、高岡旅情に引き続き、地元のみなさんに認知して頂きたい「西宮慕情」を聴いて
頂きました。
100名以上の方が集まってくださったようでした。ありがとうございます。
帰りにJRの駅舎を写してきました。
大惨事のあった、JR福知山線の路線です。尼崎ー塚口ー猪名寺ー伊丹ー北伊丹ー川西池田
ー中山寺ー宝塚ー生瀬ー西宮名塩(降車)と、尼崎市から伊丹市、川西市を越え、宝塚市
です。そしてその先の「西宮市」であるがゆえに、駅名に「西宮名塩」と冠をつけて、
西宮市であることの主張をしているのだ!!!と思いました。
やはり珍しい行政区です。
「市」もかつて、境界争いがあったのかな・・・なんて思いました。
ちゃんとサロンの「高岡市万葉歴史館交流展」のチラシも配ってきました!
返信を残す
Want to join the discussion?Feel free to contribute!