大熊ねこ、伊丹のアイホールで芝居がはじまります。

サロンに近い、梅田ウエステインホテルを通りかかった時に出会ったネコです。
つい、声をかけて、ひとしきり遊んでしまいました。やはり、かわいいねえ。
さて、娘の公演情報です。オヤばか宣伝マンです。(笑)
今回の公演は、遊劇体の芝居ではなく、田辺剛さん(下鴨車窓)の作品に呼んで頂きました。
タイトルは「人魚」
7月22日(金)~24日(日)伊丹市アイホールにて、
 初日は平日の花金ですので、午後7時半から始まります。
 23日(土)は、14時からと19時から。
 24日(日)は、14時のみです。
 入場料は、2500円。(ペアで4300円)
2009年に初演された作品の再演で、登場人物も一人増え、寓話のような異世界の物語
と謳われています。第17回OMS戯曲賞(2010年)最終候補作品となりました。
 とある漁村では、ついに人魚を捕まえることに成功した。
近年、村の漁師が海に出るたびに行方不明になっており、それが人魚の仕業だった。
沖合の小島を漁師が通りかかると、どこからともなく歌が聞こえてくる。
その歌に誘われて行くとそのまま帰ってこなくなるらしい。
村は漁師を次々に失い、存亡の危機に立っていたのだ。
 捕まえられた人魚は、ある兄妹の家にとりあえず置かれることになったが、
それはふてぶてしい態度で、どこから美声がと思われるような女だった。
まずは、飯を食わせろと人魚は言う。なんだか寒い、着るものはないのか。
陸地にあがって歌えるわけないじゃないか。
 頼りにならない兄のせいで、世話をすることになった妹は、殆ど参っていた。
人魚は捕まったのに不漁は続く。空はあんなに青いのに、皆の表情はいまいちだ。
…とパンフレットに物語の導入が描かれています。
さて、娘は「人魚」役なのか、妹なのか、はたまた別の人物なのか、何を演じるのかしら。
毎回の役が、とても楽しみです。
田辺さんの作品は、よく見ていますが、どこかニヒリズムであったり、人間社会の残酷な
部分を表現されるので、観劇後、切なくて苦しくなることがあります。
今回も観客に何を投げかけられるのか、興味深いですが、芝居のメッセージとは何か
と問われた時に、「娯楽」と言うよりは、「提起」として見せる「芝居」のもう一つの
主張を強く感じます。
娘も精一杯演じて、外部出演も代表作と言われるように頑張ってほしいな。
ちなみに、7月30日~8月1日までは、福岡のぽんプラザホール、8月3日・4日は、
広島のアステルプラザの3か所で公演をします。
お時間のある方は、是非、応援方々、見に行って頂きたいなと思います。
私も明日、初日の舞台を見に行くつもりです。


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