ひとりごと。

4月10日に統一地方選挙の前半戦があった。
母をはじめ、市民運動から議員として活動している人を応援している私たちは、
積極的に投票にも行ったし、開票後、県議の丸尾牧さん、神戸市議の高山晃一さんの当選に、
ほっとした。おめでとうございます。
そして、地元西宮の県議選も、私の投票した人が当選した。よかった。
投票率が低いと言われているが、今回は震災に配慮して静かに淡々と行われたことは、とても
良かったと思う。選挙カーの往来のパフォーマンスと、候補者や、ウグイス嬢の絶叫が、
いかに騒音であるか、そしてそのような場面がなくては選挙が行えないことが馬鹿げている。
投票率は、正直だ。自民党や公明党の組織は手堅く、想定通りだが、あとは、派手な選挙
活動に惑わされることなく、関心のあるわたしなどは、自分で情報を入手検討し、投票する。
いわゆる「浮動票」と言われるものの中に、雰囲気やマスコミ誘導に流される確実なポリシー
を持たない輩が、結果を支配することもある。ムード派の投票が少なかったことは明らかだと
思う。そう思えば、今回の投票率は、ごく自然な結果だったように思うし、「投票義務」や、
間接政治における私たち1票の重みの責任は、毎回国民に問われる由々しき問題ではあるが、
根本的な問題を除けば、今の選挙はすべて、選ぶ側も選ばれる側も「風の吹くまま」の
無責任な結果なのだ。
昨日の朝刊に民主大敗・・・と書かれていたが、そうなのだろうか。
マスコミの単純な報道に、違和感を覚える。違った角度から読み取れることもある。
近畿の結果を見ても明らかなことは、利権のないと思われる人、若い人。女性の進出である。
オール与党化した地方議会において、今や民主党も野党ももないやん。
投票した人は確実に世代交代や、議員特権にあぐらをかいた人の退場を求めているのだ。
ついでに、震災から1か月経って、菅内閣の支持率調査をマスコミが公開していた。
何と日本は平和なのだろう。この非常時に、支持率によって政権交代を促したいのだろうか。
東日本の震災から、まだ1か月なのだ。自民党からのつけの代償を地震と共に処理しないと
いけない今の内閣に同情さえ覚える。国の存亡の危機に瀕していて、今、菅内閣の震災処理の
総括でもないだろう。連日のようにコメンテーターと呼ばれる人たちのごく自由な発言を
聞いていて、日本は危機意識の薄い、おめでたい人種なのだと再確認させられた。
ともかく、今は菅首相、民主党政権にがんばってもらうことしかない! がんばれ!


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