祝え神たち この吾子を!
私の経営する音楽サロンTSUBAICHIの2周年を記念するイベントが無事に終わりました。
まずは、メインイベントの「春の海をクルージング」のご報告から…。
金額をかえりみずチャーターした神戸シーバスのファンタジー号!
私たちの仲間が乗り込んでいるところです。
昨日の終日の雨もなんのその、乗船の頃には薄日がさしていました。よし!
クルージングの前には、有志で「神戸の街を歩く」ウオークコースも設定しました。
そのどちらにも、資料作成や案内役として、私たちに惜しみなく協力して下さったのは、
我らが山内英正さんです。本当にありがとうございました。
3時間のクルージングのコースは私たちで決め、神戸港ー敏馬ー武庫ー大輪田ー須磨沖
そして神戸港帰途とポイントを決め、山内先生に10分間づつ(それでも50分です。)
その間、TSUBAICHIの記念行事でもあるので、音楽サロンを中心として展開している
ことをそのまま船の行事として持ち込みました。
万葉うたがたり会の仲間が勢ぞろいして、演奏者でもあり、ホステスとして1日助けて
くれました。本当に心強く、優しく、結束のある素敵な人たちに感謝でいっぱいです。
万葉の海の学びの間に、バイオリン演奏や、フルート演奏、また「みんなで歌おう!なつかしの歌」
や、歌姫の二重唱、そして万葉うたがたりの歌も少し…とプログラムしましたが、海の景色は
地上の地名標識のように具体的ではなく、船の航路もやはり古代と同じ、風をぬい、波を除けて
航海しますので、時間的配分のむずかしさで、はらはらしながらの進行でした。
でも、象徴的な場面がありました。
西へ向かう途中、偶然飛行機が神戸空港から離陸する場面に遭遇したのです。
あとで調べてみると、17時15分発、札幌・新千歳空港行き全日空(ANA)NH405便でした。
何という偶然!海から見る離陸の場面にみんな歓声がわきました。
神戸港管轄の西はもちろん明石海峡大橋のそばまでですが、須磨の沖が限界と言うことでした。
明石大橋が見えて、夕日の海を体験したいのが、私たちの最終目的でしたが、当日その付近の
波が高いと言うことで航行中も最終的に無理かもしれないと告げられていました。
キャプテンの最終判断ということでしたので、「もちろん従いますが、できるだけ近くまで行きたいです…」と、お願いしたこともあり、噂にたがわぬ潮流の激しい箇所まで航行!
ともしびの 明石の大門に 入らむ日や 漕ぎ別れなむ 家のあたり見ず
山内先生の最終のお話を聞き、万葉うたがたりの「大和島見ゆ」を歌っている時には船は
大揺れの瀬戸内の海流を体験し、臨場感に満ち満ちたクライマックスの瞬間でした。
3時間のクルーズは、波乱万丈のイベントでもありましたが、いろんな思い出を残して
くれた素晴らしい1日となりました。
参加者の皆様、ご満足いただけましたでしょうか。
また、文字通り、TSUBAICHIの3年目を迎える新たな船出となりました。
大活躍の、万葉うたがたり会の姫君と、全員が女性の乗組員であったファンタジー号の精鋭の
皆さんとの記念写真です。まさに古代も真っ青な女性のパワーで催したクルーズでした。
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