不愉快じゃ!!!(タイトル訂正!)

ちょっとブレイク。
私の不愉快です。
尖閣列島で、中国の漁船衝突のビデオ映像流出事件の毎日の報道にうんざりだ。
事件そのものに対する日本政府の弱腰は、もちろん情けない!!!。
でも民主党が…というより、たとえ自民党であってもおそらく対応は変わらなかったと
思う。政権交代後の民主党に次々とおきる諸問題にむしろ気の毒だと思うくらい・・・。
ただ、変だとおもうのは、国民の知る権利…もっともでしょう。
今の世の中、情報公開は必要不可欠である。しかし「知りたい」レベルについて、
本当に「国」の重要案件として知りたい人はどれくらいいるのだろうか。
人間が「見たい」「聞きたい」「知りたい」のは、井戸端会議から始まって、古今東西
人間の好奇心の留まるところのない「サガ」である。
また、特に「隠されたもの」に対する興味は、より強烈かもしれない。それが今回は
顕著であるようだ。それを声高に「国民の知る権利」として流出はよかった!とのたまう
人たち。それをほんとうの国民の声と扱えるのだろうか。
情報を流した海上保安官に対しても世間が、「罰さないで」とか「良くやった!」なんて、
相次ぐ応援コールがあるとか? 私はまったく理解ができない。
当事者の様子を見ても特別「義憤にかられて」の行動でもなさそうで、余計に許せない!
意味ある行動だと主張しろよ!
情報を入手して海上保安官の立場を利用した手軽な「お手柄行為」にしか思えない。
だから流出経路は?保安官の処罰の是非など等、あーでもない、こうでもないとマスコミは
連日時間をかけてニュースにしているが、私は国民も政治家もマスコミも「国」「国家」に
対する意識が本当に低くて軽いことを憂える。
本当に日本のあるべき姿を考えるならば、漁船が衝突した後の対応や、ロシアの北方領土
訪問も、もちろん沖縄の基地問題も「日本としてどういう主張をしたいのか」と言う「日本」
の誇りや主張や行動ができないことが、悲しい現実だ。
第二次世界大戦の敗戦で、まったく骨抜きになってしまった日本の現実がある。
今回保安官が情報を流出したことは、世界に「日本国」を売ったことにも等しいと思う。
内容ではなく、危機管理の甘さ、それも国家公務員の人間が平気で情報を売ることの
日本の信用である。
また、世界でも、機密文書がネットで開示され、中には戦略までが開示されていると言う。
日本だけでなく、世界中でモラルハザードが起こっているのだ。
「愛国心」なんて、もはや死語になってしまったのかもしれない。
こうして次々と国家・天変地異、事故などで人間の箍が外れ、人類の終末を迎えていくことに
なるのだろうな。


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