切ない・・・やん。

宝塚でおきた、女子中学生の自宅放火事件。
はじめニュースを知った時は、短絡な行動が、この先どれだけの後悔の人生に
なるのか…と、子供の精神的未熟さを残念に思ったものでした。
でも毎日、新聞報道などで、全容?が明るみになってきて、何とも言えない
哀しさや、ある種の同情まで感じさせる事件だったことがわかってきた。
遠因は年頃の子どものいる家庭での親の再婚問題と、連れ子や、新たな家族の問題で
あろう。そこから発生する、「えこひいき」的な愛情の享受。教育熱心や、しつけが
きびしい?とか個々の理由をあげてはいるが、親子間の信頼がなくなれば、簡単に憎悪に
変わるのだろう。私は親でもあるので、「親」に大きな責任があると思う。
もっと子供に目をかけて、自分の子供を理解しなければ、親の資格はない!
また、不幸が重なっていく。
相談できる範囲の限られた環境。同級生など子供同士で解決は土台無理なこと。
時々発するSOSも学校、教育委員会も察知できない体たらく。
結果論から見てもこの子供たちに救いは…なかったかもしれない。
自分の親を、家族を殺めるという事件は、昨今マヒするかのごとく、多発している。
もちろん親が子を…と言うケースも含めて、尊属殺人はもはや驚かなくなった。
恐ろしいことだ。
日本の国力を示す1つの姿は「国民力」である。日本のために子供たちを正しく、
豊かに育ててこそ、これからの日本を支えてくれる柱となるのだ。
民主党が「国の形」を変えようと、昨秋政権交代を果たした。こども手当も
ひいては、国が「子供を育てる」形への移行だ。さまざまな問題点や、改善すべき点は
もちろんあるが、将来の日本を見据えた政策の1歩を私はやはり支持する。
選挙後、みんなの党に振り回されたかのように、マスコミはねじれ国会だの、
野党連合だの、菅責任論や、毎日ニュースにうんざりしている。
粛々と政権奪取後、改革や新たな政策の実現のためにスタートを切ったはずだ。
継続して、結果を出すことが、民主党への審判になると思う。
また、連日の大雨、国土の崩壊、これは世界規模の天候不順でもあり…。
いろんなことで、人間は神様から試され、自然淘汰されていっている。
これはもはや、半分は人災かもしれない。悲しいこと。
おばさんは、嘆いています。


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