わたしだけの夜景
昨夜のNHKの9時のニュースをごらんになられましたか?
検定ブームの昨今、「夜景検定」なるものの、レポートがありました。
「有名な夜景の箇所」の知識などが問題などのようでしたが・・・。
その時に、「私だけの夜景」と言うことについての取材もあり、これだ!と
私もブログでメモしておきたいと思いましたので・・・。
私が大いに共感したのは、夜景が好きだという人は、必ずしも有名な名所の
スポットではなくて、日常生活の中で「心の安らぎを得る自分の夕景の空間、場所」
と答えた人が多かったことにでした。
TVでは、OLが、歩道橋から電車の車庫の風景を眺めながら、自分が1日仕事を
終えて帰宅する時に毎日見るこの光景は、電車も1日頑張って?動き、車庫へ
戻ってきている。お互いにご苦労さまと思いながら見つめると言います。
また、帰宅途中になんでもない辻の「ここから見える東京タワー」!という人。
ふむふむ、私には、すごく理解できます。
友人で「自分スポット」を持っておられる方もあり、私もいくつか、ここ!
という他人の知らない「秘密のところ」があります。(笑)
万葉時代は、この薄暮時こそ魑魅魍魎の時刻としてもっとも畏れられた
時間帯ですが、「私」は反して、この日の沈む頃から、大好きな「月」の
見える夜景が何ともいえず心惹かれます。
宵の闇と夕焼け、夜空と月、どこか、暗さと光が重なり合うひとときです。
今の住まいもリビングから、六甲山系が夕焼けに映える景色にうっとりし、
海に並行して、湾岸線のライトが輝く都会の夜景に癒されています。
なんだか自分の心を見透かされたようなニュースにうれしくなりました。
下は、今秋の高岡市のホテルニューオータニからの夕景です。
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