再会!

甲南女子大学の犬養ゼミで出会った私たち。
犬養先生のおかげで、『万葉集』の魅力を教えて頂き、人生訓を学びました。
そして何よりも「人間関係」を大事にしてくださり、大学のゼミなんて、卒業したらそれっきり
になってしまうことが大半である中、同級生のみならず、上下の同窓生までも仲良く
付き合っていけるような絆を作ってくださいました。
私は犬養万葉顕彰会の役員をしたり、通称「タテの会」と言う犬養ゼミの幹事をしていたこともあって
卒業後も犬養先生のお家に行き来する機会が多く、いまだにお世話をされていた吉本ご夫妻に
代が変わった今も、変わらず出入りをさせて頂いているのですが、ゼミの仲間たちは、卒業
してしまうとなかなか「お家」まで伺う機会がないまま、それぞれ無沙汰をしていました。
今年になってから、話が持ち上がり、時間や、参加者の都合を調整して、とうとう「再会」
の時が来ました。
もちろん犬養先生のご葬儀の時には出会ってはいますが、先生のご自宅に…というのは、
卒業以来40年ぶり???という人もいて、また、「西宮・今津」の町もすっかり変貌して、
待ち合わせの場所にも不安があったようでした(笑)。
盛夏の集会ではありましたが、「立秋」を過ぎた途端に「秋風」が吹き始め、なかなか
さわやかな犬養高気圧が私たちの再会を祝してくれました。
久しぶりの出会いは、女性は特に気になるものですが、(私も体重は未だに成長中!)
出会った瞬間から、「女子大生」に戻るから!、すごいものです。
久しぶりに本当によく笑いました。「そうそう、ゼミの時もこんなに楽しかった…」と
屈託のなかった時代が蘇りました。
特に明るくて、無邪気な学年カラーがあり、犬養先生もそんな私たちをよく理解して
みんなを等しく可愛がってくださいました。
それゆえ、全員がそろって仲良く、結束強く、お付き合いが続けられたのだと思います。
ポーズは変えましたが、唯一の記念写真です。お世話様になった「母」吉本愛子さんを囲んで。
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私はクラス会はあまり好きではありません。
この年になると「介護」や、「子供の結婚問題」「孫自慢」「更年期の不定愁訴」など、
久しぶりの集まりに、話題が現実の愚痴や生活がもちこまれることが多いからです。
でも今日は違いました。 仲間を尊重した、配慮がありました。
それぞれの40年について、それぞれが漠然と噂で見聞きしている?ような状況でしたが、
さらりと近況を聞くくらいで、あくまでもゼミ生としての同窓会でした。
そして、変わらぬ明るさと楽しさに満たされた「再会」となりました。
マジが病気で亡くなり一人欠けてしまったことは、本当に残念なことですが、あとは全員
元気にアラカンを迎えます!!!
ハルエ君が、アレンジフラワーの先生ですので、11月にTSUBAICHIで私たちを対象に
「1日体験教室」を開いてくださることになりました。やったあ!
きょうをきっかけに、これからも時々こんな機会が持てたらいいな…と思います。
お世話役の明ちゃん、ドジ、本当にありがとうございました。感謝してます!

リゾートな1日

8月4日の「淀川花火大会」の日は、実は午前中にもリクレーションがありました。
弟が趣味でヨットに乗っていますが、山寺さんが一度体験したいと言っていたので、
たまたま夕刻から弟たちも一緒に花火大会を楽しむ予定だったことから、その日に…と
弟がヨットの乗船に招待をしてくれたのです。
8月に入ってから連日晴天が続き、ビーチリゾートにはもってこいのような…。
しかし、夏場などは好天気過ぎて、暑いし、日焼けもするし…とやはり、このような真夏は
避けた方がよさそうでした。(笑)
私たちもしっかり日焼け?日射病対策をし、弟からヨット乗船のレクチャーを受けた後、
ライフジャケットを身に着け、西宮ヨットハーバーを出発!
風はちょっときつかったけど(風速16メートルで出発。)快晴で、空色も素晴らしく…。
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コースも弟が「大阪北港まで」を考えていてくれたようですが、風があったので、西宮から
周辺をクルージングと言うことになりました。
いつも車やウオーキングで通る西宮の名所「今津灯台」も、海からの眺めは違いましたし、
何よりも今津港の規模の大きさにびっくりしました。
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「忙中閑」とはよく言ったもので、大海原へ出てしまうと自然のスケールの中での自分を
自覚することができ、日常から解放された不思議な感覚を味わいました。
360度の海のパノラマは、水平線がほとんどない「大阪湾」で、大阪港の後ろに紀伊半島が
横たわり、引き続き四国・淡路と目を移すと、ポートアイランド、須磨の山、そして六甲と
視界は一巡します。海から臨む六甲山に、ハイカーが縦走する規模がよくわかりました。
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山寺さんもヨットに慣れてきてからは、舳先に移動したり、足で水の体感を確かめたり???
海鳥が、海面をすれすれに飛びながら、魚をキャッチする様子も見ました。すごい!
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2時間ほどのクルージングを楽しみ、クラブハウスでランチタイム。
何だかリゾート地へ旅行に来たような充実した時間を過ごしました。
季節がら、海上では大学生のヨット競技の最中で、関大、阪大、甲南大、関学大…などなど
学校名の入ったヨットがた~くさん浮かんでいました。
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「海は広いな、大きいな♪ 月は昇るし、陽は沈む…」実感しました。
「海にお船を浮かばせて、行ってみたいな、よその国!」そんな気分です。
次回は淡路島、次は家島、次は塩飽の島々??? 期待感満載。いい感じ。
そして、私たちは、次のステージ「淀川花火大会」に向けて、買い出しに向かいました。
弟に感謝の一日でした。サンクス!

発見。

ベランダの2本の桔梗。相変わらず、毎日楽しませてもらっている。
2本だけの軸に小さな、小さなつぼみがついては、花が咲くのだ。
今朝気づいた、新顔の花は、なんと白地に紫色の模様が入っている!
昨年は、紫と白が1本ずつだった。そして今年咲いたのは「白」で、残念ながら「紫」の
存在がなくなってしまった…と思っていたが、紫の色素が生きていたのだろうか。不思議!
模様入りの桔梗は初めてみた! もう少し頑張って咲いてほしいな。
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淀川花火大会に感激!

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夏は、全国的に花火の季節。
3年前にサロンを立ち上げてから、大淀南という町名にも示されたように、「淀川」に
近い「地」であることを再確認はしていましたが、今年も8月1週目(土曜日)に、恒例の
「淀川花火大会」がありました。
噂通りの賑わいや、周辺の混乱ぶりは、サロンで3回とも実際に経験しました。
しかし、3回目の今年はまた違った経験となりました。
私たちのサロンTSUBAICHIからは、なにわ筋をはさんで、大塚家具(旧、ホテルプラザ)の
建物に遮られて、花火の「音」とビルに反射する花火の様子が見えるくらいだったのですが、
1昨年12月にいよいよ大塚家具も退去し、本体の旧ホテルプラザの建物そのものが、
取り壊されることになりました。解体工事が始まって2年の今年、私たちに「壁」と
なっていた建物が無くなったので、「今年こそは、淀川の花火」がここからも見えるはずと
大変楽しみにしていました。
しかしよりよく見えるビルが身近にあり、そこをターゲットに目論んでいました。
そこは、目と鼻の先の、私の弟が会計事務所を開業しているところで、ビルオーナーさんは、
私が以前からJCでお知り合いになった知人でしたので、特別の許可を頂き…。
弟の事務所の方と、TSUBAICHIの親しい仲間で、ぜいたくな花火鑑賞をすることができたのです。
淀川の花火を1時間、初めから終わりまで見たのは私は本当に初めてのことです。
夜空いっぱいに華やかに打ち上げられる花火の数々に、一瞬にして大人も子供も同じく、
心をひきつけられて、思わず歓声を上げて、はしゃいでしまいます。
携帯写真に収めようとはじめのうちは、構えていましたが、ばかばかしい!
「肉眼」で楽しむことの醍醐味にすぐ気づきました。
わずかなショットをブログでご紹介しておきます!!!
夕方から、ぞくぞくと花火大会に訪れる人々の群れに私たちは恐れをなし、また、
なにわ筋沿いにこの日だけは、飲食店が臨時の出店を出す光景に、お祭り気分は最高です。
その中で、特上の観覧席のビルの屋上は、夜風も心地よく、こんなに贅沢で優雅なひとときを
過ごせることに弟や、オーナーさんに心から感謝でした。
「たまや!」「かぎや!」…なんちゃって!
来年もこのようなチャンスがあればいいのですが、実は跡地の建設予定がもう決まっていて、
うーん、工事中ならばまだ見られるかも???
7時50分からちょうど1時間の花火タイムを終えて、あとは部屋に戻り、みんなで感動の
ほとぼりをさましながら、オリンピックの日本男子サッカーをテレビ観戦。おー、勝った!
最後に驚いたこと。花火大会も終わり、テレビ観戦をし、かたづけて帰途についたのが、
1時間半以上たっていたのですが、花火帰りの人々の列は続き、「まだこんなに????」
そして、梅田の高速道路につながる片側2~3車線の「片側」が完全に塞がれ歩行者天国に
なっていました。「ありえへん!」
普段は決して歩くことのできない「危険な道路」上を、大集団の移動です。
思いがけない経験もでき、貴重な思い出の一日を過ごしました。
心残りは、あわただしくて、浴衣に着替えられなかったこと。短期集中「着付け教室」を
開催しながらの紺屋の白袴でした! がび~ん。

三輪恵比須神社の講座(7/23)

昨年の12月から、三輪山のふもとに住まれる方々を対象として、2か月に1度の万葉講座が
始まりました。7月なのにもう境内には「萩の花」が…。
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大和の一の宮の大神神社は、桜井市、あるいは山の辺の道などで、歴史的にも特別に有名な
神社ですが、近くにある、昔は摂社であったといわれる「三輪恵比須神社」は時代とともに
経済的にも地元の活力が落ちたり、高齢化が進むとともに、氏子を中心としたコミュニテイが
揺いでいき、この地域社会を何とかしたいという方々の熱意を汲んで、「住んでおられる
その場所の重要さや、結束を取り戻す手立ての一つとして、『万葉集』に詠まれた故地である
ことから学びましょう…」と言うことで、講師を引き受けたのがそもそもでした。
2か月に1度の機会ももう4回目となり、うれしいことに少しずつ受講生も定着してきました。
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寺子屋ならぬ宮小屋ですね。
畳の和室なので、足の悪い方は苦痛かもしれませんが、神社の60畳ほどの集会所で、
楽しく『万葉集』をお話させて頂いています。
鏡女王の万葉歌碑のある桜井市の忍坂からも来てくださっており、近所からだけではなく
わざわざ来てくださる方も増えてきました。
この講義風景の写真を写してくださったのは、明日香村森林組合で活躍中の荒川さん。
前回の講座のあと、三輪恵比須神社の憩いのスペースが必要…とお願いし、すぐに作って
寄付してくださったベンチ。わたしも設置されてから、初めて見ました。
近所の老人が腰かけたり、昼食を食べていく人もあるとか…。よかったあ。
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そして、宮司の竹内さんと話すうちに、えびす神は「商売の神様」。そしてここ山の辺の道の
三輪恵比須神社は、古代「海石榴市」の商売繁盛の神様???ということで、
ピーン!!!ときた私たちは、大阪福島のTSUBAICHIを地元でTSUBAICHI市を開催する
許可を頂き、ただ今、内容の検討中です。しかし時は9月1日(土)もうすぐです!
でも考えるうちにまた、だんだん楽しくなってきて、当日何が起こるか「つらつらら…」♪
気分が良くなり、遠回りして、帰りは明日香村経由で帰宅しました。
稲淵からの棚田風景は、100選に入る通り、「美しい!」
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遠方まで、半日仕事にはなりますが、やはり万葉故地に訪れる楽しさや、気分転換とともに
自然の風景から、季節の風物詩から、パワーや元気を持ち帰れるので、私には大事な機会です。
講座が出発点ですが、「遊び心」を加えて、地元の賑わいを少しでも取り戻すお手伝いが
できたら何よりだと思っています。

今年も「君が代」斉唱!!!

ミントの宣伝マンのようで、顰蹙を買っております。(汗)
では、さわやかな話題を…。
昨秋、歌姫の美佐ちゃんが、機会を頂き経験した、京セラドームでの「君が代」斉唱の
チャンス。
今年も早々に予定を頂いていました。
折しもロンドンオリンピックが始まり、しかしまだ「金メダリスト」の誕生がなかったので、
先駆けて「君が代」を味わうというのは、絶好のタイミングだったように思います。
今回は、美佐ちゃんのかわいいドレスの後ろ姿と、寄り添ってくれた球団マスコットの
・・・君???
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7月28日のオリックス戦は 対日本ハム戦でした。夏休み中でもあり、当日「子供」の入場は
無料。その賑わいもありました。
私は、母のように楽しみにこの日を空けていましたので、美佐ちゃんの舞台と、観戦の
貴重な一日でした。
2回目の「君が代」は、歌も「和歌」としての「間」が感じられて、聴いていた人が
「あれ?」と思ったかも知れません。よし!
「君が代は、千代に八千代に 『さざれ石』の・・・巌となりて 苔の生すまで」
実際に「君が代」を歌うことなく育ってきた美佐ちゃんが、大舞台で「歌う」ことによって
少しずつ「歌」「国歌」に対する理解が生まれてきているのだと思います。
もちろん、写真のように、「起立・脱帽」を促す指示も出ていました。
「君が代」については、永遠に議論が尽きないようですが、現状では、「国歌」として
規定されている限り、敬意を持って聞き、歌い、「母国・日本」を誇りに思う大事な歌なのだ、
と将来を担う子供たちに伝えていってほしいと思います。
オリンピックで、何回も「君が代」を聞きたいものですね。
※ようやく松本薫さんが、柔道で金メダル! 次は…内村航平くんでした!
3人目は…。
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