備前うたがたり会「新春かるた会」

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備前うたがたりの会も早いもので、10年以上のお付き合いです。
新たな方の参加もあり、ありがたいことですが、年間2回の講座だけでは、私のほうが
物足りなくて、バス旅行やかるた会などをして、みなさんとお目にかかる機会を少しでも
多くしたいと望んでいます。お世話役の方々には迷惑なことですが…。
2012年新春の集いをかねて、2月7日(火)かるた会という名目で集まって頂きました。
会場が「和室」ということで、遠慮された方があったと聞きました。「座ること」が
難儀な方が多いのは理解できます。(特に年配の方など、私の母もそうですし…)次回は
会場について配慮します!
新年のご挨拶と、今年は『古事記』が撰録されて1300年という記念紀でもあるので、
「大和しうるはし」の古事記歌謡をご紹介してから、いよいよかるた会開始。
「かるた会」は、お正月の風物詩として欠かせない遊びだと思っていましたが、この頃は
子供たちもにはあまり機会が無いようですし、また「家族」で遊ぶことも少なくなったようです。
越中万葉かるたをはじめ、地域で「万葉かるた」や「百人一首」などを学校ぐるみで行う
ことはあるようですが、私は「楽しさ」に戻るために、みなさんにご自宅にある「かるた」を
持ち寄って頂き、展示会をしたあと、その中からいくつかのかるたを使って遊ぶことで
童心に戻って頂いています。
今回もこれだけのかるたが集まりました。見るだけでも楽しい!!!
1枚目の写真のかるたは「百人一首」です。まるで版画のようですが、染められた絵画の
素材を裏打ちして個人で作られた作品です。
(中西久幸さんが見られたら、喜ばれるかも…。)
文字がくずし字ですので「読めない」ですから、百人一首を覚えている人がとりやすい!?
玄人向きのかるたでした。坊主めくりは大丈夫のようです(笑)。
始めは久しぶりで取れるかしら…とおっしゃっていたご婦人方も、団体戦や回がすすむと
調子が出てこられ、なかなか白熱したかるた大会になりました。
つぎつぎと勝ち進んだり、慣れてきたところで「万葉かるた」に!!!
その流れだと万葉かるたがむづかしいという変な先入観がずいぶん解消されるので、私は
「犬養万葉かるた」に馴染んで頂くのにオカモ作戦実行中です。
しかし、今回はいろんなかるたに熱中しすぎて、万葉かるたの時間があまりなく…。
でも参加者の皆さんが、「楽しかった!」と言って下さったので、ほっつ。
いつもながら、会場の和室には、私を歓迎してくださり、備前焼のうつわに「椿の花」を
いくつも生けて下さっていました。そしてお抹茶のふるまいや、心づくしのおもてなしに
心から感謝いたしました。
今年もまたみなさんと万葉を楽しんで頂きますが、次回は予定では、6月!
待ち遠しいいことです。


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