大当たり!!!!!

驚き、桃の木、山椒の木…なんてものじゃありません!!!
平城京遷都1300年祭のオープニングイベント「平成の歌垣」でお世話さまになった
演出の西村さん、演出助手の横道さんのご出身の劇団「劇団伽羅倶梨」が30周年を迎え
られたということで、記念公演に出かけました。
出演者の中には、「平成の歌垣」でご一緒した松岡ありささんや、山本拓平さんも出演
しておられ、新たな仲間の芝居を観る楽しさと、劇団が私たちと同じ30周年を迎えた
おられたことに共通意識を感じながら、気楽に出かけていきました。
めずらしく劇団所有の「小屋」が会場で、倉庫を改造したようなお世辞にもきれいな!と
言えないような大変個性的な場所での開演にも驚きましたし、つい先日観た娘の劇団の
「演劇行為で社会にメッセージを訴える」ようなものとは全く違っていたので、「演劇」の
幅広さにも驚きました。
本題はここから…。
30周年記念の劇団からのプレゼントに、くじ引きで1名だけ記念の舞台で出演者の方と
記念写真を写せる!という企画がありました。(毎日1名らしい。)
そこで、この写真です。
ありさちゃんが「92番」って大きな声で呼んでくれたのです。
私は直前まで、番号札をもらったことも気づきませんでした。
一緒にいた山寺さんが、同じく30周年を迎える私が当たったことで、あまりの偶然に
鳥肌がたったと言っていました。(笑)
私も実感もなく、「なに?なに?」と思いながら、ドサクサで写真に写りましたが、たくさんの入場者がいて、その中でたまたまやってきた私に…というのが、やはりこんな不思議な
ことってあるかなと、今は愉快な気分です。
♪いいことあるな~ ミスタードーナツ♪ なんちゃって。
いや~、当分話題にできそうです。
劇団伽羅倶梨の30周年は大成功でした。私も是非、あやかりたいです。
おめでとうございました。そしてちゃっかり記念写真に参加させて頂き、感謝です!!!

縄文人にあいういう

10月24日、午後2時からが千秋楽です。
娘の所属する劇団「遊劇体」の公演です。数年前から継続的に泉鏡花の全戯曲上演に
取り組んでいて、今回は久しぶりに劇団代表のキタモトマサヤ氏の尊敬される劇作家の
作品をキタモト流の手法で演出された意欲的な舞台です。
私は初日に見ました。
娘は「米子」という元気で明るいおばあちゃん役。孤老の1人であろうが、生命力に
あふれ、自己主張もあり、しかし人間の弱さも熟知している魅力的な人間を演じた。
社会の片隅にある当たり前の光景と、老人の生き様、「老い」との闘い、在日朝鮮人の
こだわりと、ま反対のしたたかな生き方…など、「笑い」の場面が満載の中にも
重いテーマが横たわり、「人間性」や「生き方」を問いかける、悲しい場面や、
切なさが心を打った。
このような「役」を通して、娘は何を思い、何を表現したかったことだろう。
私は、観劇してから、これからは「米子」めざして、がんばろう!!!と思った。
やはり「遊劇体」の芝居ははっきりした主張がある。
12月4日には、この劇団が私の30周年のコンサートの舞台に華を添えてくださる。
それも「犬養孝先生」がテーマで…。
あ~あ、千秋楽の舞台、もう一度見たいなあ!!!
私は今から万葉学会2日目に出席してきます。『万葉集』は、私の人生の背骨ですから。
今夜帰宅して、娘と祝杯をあげられるかな。

癒しの機会

カトリック教会の信者でありながら、日曜日が仕事と重なることも多くて、なかなか週1回の

御ミサに与ることもできないのだが、月1度のオルガン奉仕をすることで、「教会に行く」

ことを自分に課している。と言っても日程を変更してもらうことがしょっちゅうだ。

昨日、久しぶりに5時のミサでオルガン奉仕をした。ちょうど典礼暦で10月はロザリオの

月と言い、ロザリオの祈りは、マリアを崇敬し、その取り次ぎを願うために、もっともふさわしい

祈りと言われている。水浦神父様のお説教も「祈り」をテーマに、前日33人が救出された

チリの鉱山落盤事故の作業員のお話をされた。チリは国をあげてのカトリック国で、

閉じ込められていた作業員も、国民も、全世界の人々が、絶えずに神に祈り続けたことが、

奇跡の生還に繋がったであろうことを…。

私たちは、「祈る」ことは、あきらめてはならない。聞き入れられるまで祈り続けることが大事

なのだ…と。そうだ! 神様がこちらを向いて下さるまで…!これからも私は祈りの日々が

続きそうだ。

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あっけらかんのひなちゃんです。

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もう、お布団にもぐりこんでる寒がりのはなちゃんです。

久しぶりにブログにアップ。癒しの家族です。

教会とネコとで、心を鎮めて???

 

佐保山茶論コンサート

好天の続くこの頃ですのに、10月9日はめずらしい雨の1日でした。
平城京のすぐ近く、大伴家の邸宅のあったであろうと思われる佐保の住宅地の
一角に、文化や歴史の発信地、佐保山茶論があります。
3年前の富山県高岡市で「奈良から来られたお客様」として、高岡市万葉歴史館で
主の岡本さんをご紹介頂いたことが、ご縁のはじまりです。
昨年には、茶論のあるご自宅の玄関前に、大伴家持の万葉歌碑を建立されました。
万葉歌の選択や、揮毫は、大伴家持の研究家として随一の高岡市万葉歴史館館長の
小野寛先生に依頼されたのですが、縁は異なもの、小野先生のご出身の奈良高校が、
佐保山茶論のすぐ近くにあり、小野先生も卒業生として誇らしく思っておられるでしょうし、
歌碑が故郷に錦を飾った!感じです。(除幕式はフォトギャラリーで紹介すみ)
その後、佐保山茶論の主催される貴重なバロック音楽の演奏の機会に私たちも与ったりして、
ご縁が深くなっていきましたが、今年は特に平城遷都1300年記念の年なので佐保路(地元)
にある文化発信地として、積極的に民間協力をなさっておられる1つの行事に、私たちの
コンサートを企画してくださいました。
佐保山茶論の「初めて体験する万葉うたがたり」のお客様を念頭におき、岡本さんと相談の上
(なぜか、佐保山茶論のご主人も岡本さんでした!!!)
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会場も大伴家ゆかりの地であることから「大伴旅人の追想」と言う万葉ものがたりを
上演させて頂きました。私の万葉うたがたりでは、「額田王」に次ぐ2つ目のストーリーの
ある出し物ですが、大伴旅人役の菊谷高広さんがハマリ役で、旅人の味わいをより深めて
くださっています。
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この日、雨でなければ、この離れのある広いお庭で野外コンサートを予定していました。
折からの時雨で、室内になってしまいましたが、私たちの背景の雨もお庭の緑もかえって
自然でよかったようでした。
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平城京イベントですので、先日からご披露している、天平美人の出で立ちです。
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今回は、ともちゃんと美佐ちゃんに出演協力してもらいました。
ともちゃんの迫力ある「旅人」の歌に、臨場感が高まりました。
後ろに飾られている「朱雀」の幡は、何と美大生の岡本さんのお嬢さまの作品です。
この機会に合わせて書いてくださったそうで、幡は奥さまが手縫いで仕立てて・・・と
ご家族の協力の賜物でした。おかげさまでより演出効果がありました。素晴らしい!!!
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ぎっしりのお客様、ありがとうございました。
今日は、確実に大伴旅人の「たましひ」や息吹きを感じながらの1日でしたが、大伴家ゆかり
の地にある佐保山茶論で「大伴家持」や「大伴坂上郎女」など、万葉を歌う私としては
新たなテーマに挑戦したいと意欲をかき立てられました。がんばらなきゃ!!!
佐保山茶論のホームページに当日の様子を掲げてくださっています。
いろいろお世話さまになりまして、ありがとうございました。

ちょっとブレイク!

10日につぼみを発見、11日に突然咲いた「彼岸花」。
万葉集では、巻11に「道の辺の いちしの花の いちしろく 人皆知りぬ、我が恋妻は」と言う
歌があり、「いちしろく」で「白色」を思わせますが、いちしは彼岸花のことです。
自宅から駅までの阪神高速の高架の下の側道にありました。毎日通る道で、ほんとに
びっくりの出会いでした。
ついでに、我が家のベランダの今夏最後の花笑みか! 朝顔が咲きました。
暑い夏中、よくがんばったね! 
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平城遷都1300年記念祝典に出席しました。

私は1700分の1とか。8日は午後から10月の宝塚のコープカルチャーの予定だったので、
あきらめていたのですが、関係者の方から、天皇・皇后ご隣席の機会は貴重なので、
万障繰り合わせられないか…とのお勧めに、30分開始を遅らせて頂き、平城遷都1300年記念祝典に
出席させて頂きました。朝7時過ぎに自宅を車で出発し、式典終了後には飛び出せるように
西大寺周辺は混雑しているので、新大宮の駅前に駐車しました。そして一駅電車で西大寺へ。
シャトルバスに乗るところからIDカード提示です。
さわやかな小春日和の、目にも鮮やかな快晴の空でした。
開会式まで、大極殿の見学が可能でしたので、はじめてゆっくりと味わいながら見て回り
ました。何とそこで偶然に高岡市の副市長さんの高田さんとバッタリ出会い、ほっとしました。
前日、奈良女子大学へ通学する時に大極殿の広場にテントがたち並び、万国旗がはためく
様子を車窓から見ていたのですが、なるほど、中央に大きな舞台ができており、両横には
大画面のタワーがあり、観客席から見えるようになっています。
雅楽の絵になる太鼓などが準備してあり、いろんな演出の期待を抱かせました。
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元明天皇の詔を奏上する、藤原不比等の隣のその妻県犬養橘三千代(役)です。
えっと、私は犬養門下ツバキの三千代…です。なあんちゃって!
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もと劇団四季の市村正親の大伴家持と笠郎女役のソプラノ歌手中島啓江さん。
多くの女性にマメな家持が、なぜ笠郎女があまり好きでなかったようなのは、ひょっとして
きょうの役者設定はかなり真実味があるかも(大爆笑)なんて思っちゃいました。
天皇皇后のご隣席の行事に初めて出席した私でしたが、内閣官房副長官(首相代理)
荒井奈良県知事・秋山事業委員会会長に比べて、ダントツによかったのは、素朴な言葉の表現で
背景と重みを深く感じさせる天皇陛下のお言葉でした。「平城京については、父祖の地としての
深いゆかりを感じます。」という表現には感動しました。
自らの係累についても「渡来人」の子孫であることを述べられ、アジアの渡来人のおかげで
我が国に仏教や論語をはじめ、文化や技術がもたらされたことの感謝も述べられました。
特に奈良時代の天皇の治められた故地に、平成の天皇が立たれて、その歴史を語られることの
感慨を強く感じました。
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平城遷都1300年のシンボルマーク(大仏の手)を書かれた方、せんと君のデザイナー、
遷都祭のテーマソング「ムジカ」を作詩・作曲した谷村新司氏が、紹介された後、
出演者・会場一体となって大合唱。私はちょっと24時間テレビのエンデイングみたいやん!
と思っていました。
NHKの主導で、司会者もカメラも動いていることはよくわかりましたが、この素晴らしい
セレモニーをなぜ4月にやらなかったのか!と残念です。
それも招待者だけの公開は、もったいない! せめて翌日にこのイベントの一般公開日があっても
いいと残念に感じました。祝典終了まで、一般客は大極殿へ入れません。
予定時間(12時過ぎ)に終了。私は飛び出して、徒歩で西大寺まで早足で動きましたが、砂利道は
ハイヒールが歩きにくくて、上等の靴もかかとが破れてしまいました。(泣)しかし宝塚へ
移動です。高速道を飛ばしながらジャスト予定の2時に到着。よかった!
その代わり、皆さんにはもっともホットなお土産話をさせていただけました。
そして、本日の記念品。造幣局制作の記念銅メダルです。
翌日、コンサートを控えて、疲れ果てました。やばし!

万葉集全20巻朗唱の会(TSUBAICHIバス旅行)

もう1週間が経ちました。急いで報告しなきゃ!!!
高岡万葉まつりには毎年「万葉歌手」として、ご招待を頂いていました。オープニングで
「高岡旅情」を婦人会の方々と共に合唱させて頂き、開会式ではテープカットをし、
引き続き「招待朗唱」者として、来賓扱いを受けるのですが、毎年毎年同じパターンで、
決まった箇所の同じような万葉歌しか朗唱できないので、「万葉を歌う」私としては、
果たしてこれでいいのだろうか…と、その他に個人でノミネートをして、夜中に歌ったり
早朝に出演したり…と別に出演もさせて頂いていました。
また、高岡では招待者としての束縛もあり、久しぶりに出会った方々とゆっくり過ごすことも
できなかったので、朗唱の会も21回目を迎えましたので、今回から私も参加の形を変えることに
しました。
そして、犬養先生との「僕がいなくても僕のかわりにみんなを高岡へ連れて行ってね!」との
約束通り、サロンのオカモゼミや、宝塚のコープカルチャーの生徒さんをはじめ、はじめて
万葉の高岡へ行かれる方もありましたので、私も終始同行して旅を致しました。
バス参加者にゆっくりお食事をして頂こうと、夕食会は古城公園の三の丸茶屋の浪漫亭で、
イタメシのコース料理でした。何と途中で、高橋正樹市長が、隣の体育館で行われていた故地交流会の
最中にもかかわらず、わざわざご挨拶に来て下さり、大変恐縮いたしました。
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食事の後、翌朝朗唱する古城公園を散策したり、朗唱の舞台を見学したり、個々に楽しんで
過ごして頂きました。行きのバスの中で振り分けた「万葉歌」ですので、急遽ホテルで練習
された方もあったと思います。
3日(日)の朗唱時間は8時20分~。
衣装の着替えや、写真を写したりで、出演前から大騒ぎ!これが楽しいのです。(笑)
私は、奈良で平城京1300年遷都祭で、天平采女の姿を経験させて頂いたこともあり、今回は
パフォーマンスとして、自前の衣装+ヘアースタイルで勝負!!!
(しかし、早くから時間もかかりましたし、ひっつめのムースで後が大変でした・・・)。
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オカモとともちゃんは、巻16でしたので「荒雄物語」を歌い、山寺さんは「しただみわらべ唄」
を詠いました。なかなか楽しそうでしょ!
バスのお仲間は、半分以上が「初めての経験!」と言いながら、なかなかの芸達者ぶり。
圧倒されました。思い切り案ずるよりは産むが易し!でした。 
みんなで最後に「高岡旅情」を歌えて私はとっても満足です。
しかし、予定の時間を大幅に過ぎて、思い切り舞台ジャックしてしまったようでした。
ごめんなさい。でもみんなとても楽しかったようで…よかった!
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何と、高岡市万葉歴史館の関さんが、いつもながらのお心遣いで、私たちが出演したほやほやの
録画をすぐに下さいましたので帰りのバスが盛り上がったこと!!! 大受けでした!!。
朗唱のあとは、すぐに着替えてバス旅行の続きです。いよいよ万葉の故地「伏木」から氷見へ。
続きはフォトギャラリーで報告いたします。

TSUBAICHIバス旅行(その2)

大阪を出発して、最初の見学地は現在、福井県の南越前町の「かへる」神社。
私たちが万葉旅行で歩いていたころの「地名」は今庄町でした。
バス停には、懐かしい「帰」の文字が残っていました。
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かへる見の 道行かむ日は 五幡の 坂に袖振れ われをし思へば (巻18.4055)
大伴家持が越中国司で赴任中に訪問者、田辺福麻呂をもてなした時の歌で、「帰る」と地名の
「かへる」を重ねて、山中峠を隔てて下った五幡の坂で手を振ってください…と詠みました。
その「鹿蒜神社」で、TSUBAICHI名物のオムコロ弁当で昼食タイム。
夏を思わせるような日差し、暑さで、またまた季節を錯覚しそうでした。
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神社の拝殿前で、最初の集合写真。
    
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奥の本殿は、雪深い地域なので、階段や周辺が苔むしていて建物の風化も進んでいました。
そして越前の森の緑と土の「匂い」が印象的でした。静かと言うより、深閑とし過ぎて
怖いくらいでした。
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さすが、本場のそば畑。息をのむほどの美しさ。今庄は越前そばの里ですものね。
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私たちを運んでくれたのは、4月のかたかごツアーでお世話になった「みらい観光」のバスでした。
深田運転手さんも気さくな笑顔よし!
富山県までのドライブもみんなで合唱したり、高岡万葉朗唱のレクチャーなどをしながら、
城山名ガイドの説明や巧みな話術に翻弄されながら、一路砺波平野の集落の特徴である
散居村を見学に。平野に碁石をちりばめたように点在する・・・と表現される散居集落は
生活の知恵で風雪や夏の暑さを防ぐ屋敷林があり、ミュージアムで民俗道具や資料などを
見学した後、夢の平(スキー場)近くの散居村展望台へ昇り、平野を一望した。おー!
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夢の平は広大なコスモス畑で有名な秋の行楽地ですが、まだあまり咲いてなくて残念。
でも秋の風情をもっとも強く感じる「花」ですね。
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このあと高岡へ到着。瑞龍寺の見学に入館可能時間の4時を過ぎてしまい、諦めかけていたのですが、
そこで合流した高岡市最強観光ボランテイアの尾竹さんのおかげで、裏口入門???
利長くんとも出会ったのでした!(つづく)

TSUBAICHIバス旅行(その1)

10月2日(土)、朝8時に大阪駅前を出発し、名神から北陸道へ。
途中、今庄の「かえる」神社に寄り、境内でお弁当。砺波の散居村ミュージアムを見学のあと、
夢の平(スキー場)の高みまでドライブし、散居村を一望できる展望台に到着。
ここはコスモスの森のような有名な場所ですが、まだ満開には時間がかかりそうでした。
やはり百聞は一見に如かず、散居村の光景を一望。広大な田んぼにちらばった住居の様子が
よくわかりました。
そのせいで、高岡入りは夕方になりましたが、尾竹さんに案内をお願いしていたので、時間は
過ぎようとしていたにもかかわらず、瑞龍寺に入れていただきました。八丁道では、「利長くん」が
迎えてくれました。
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と言うスタートの旅。まず個人的な楽しいショットをご紹介。
今回の高岡万葉まつりの朗唱には…とパフォーマンスを準備していました。
それは、平城遷都1300年祭の時に私が装わせて頂いた、奈良時代の采女の姿の体験から
水上舞台で特にヘアースタイルをご紹介したいと思いました。正倉院のボランテイアガイドの
経験から関心を持たれて、今では古代衣装の研究家として、遷都祭のイベント・オペラ・その他
すべての衣装部門について考証したり、製作したり、協力をしておられる山口千代子先生に
お願いをして、カツラを作って頂きました。
そして、私と山寺さんが、平城の京のイラツメとして古城公園にたたずみました。
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ともちゃん家持くんの横で、いかがでしょうか。
朗唱もバス旅行のお仲間は、なかなかのもの。しっかり舞台ジャックしちゃいました。
全員写真はHPのトピックスに載せています。
おまけは、朗唱が終わって開放感。古城公園のお濠でバスを待っている時、思わずスキップ
して楽しんでしまった私!
 
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と言うわけで、後半のバス旅行に!
思いがけなく、2日目の昼食の会場のお隣のお寺に、こんなにかわいい石像が…。
藤子不二雄さんの名作の主人公たちがいるやん! 
すぐに反応する私たちは、一緒に記念写真です。
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肝心の旅行の中身については、次回にアップします。
ともかく楽しかった様子を自慢したくて!!!!!
しかし、ふと自分の年齢を自覚して我に返ることが怖いです!(汗)

甲子園球場最終戦

気がつけば、高岡万葉バス旅行が近づき、奈良女子大学も後期のガイダンスが始まり…と
予定が込み合っていましたが、9月30日のチケットは、早くからゲットしていたことと、噂では
矢野選手の引退試合になるかも・・・と聞いていたので、何が何でも行きたい!と思っていました。
ところが朝から終日の雨で、5時過ぎてもオーダーが発表されず、試合決行を逡巡していたようでしたが、
雨の中始まりました。昨日は特別寒い日でもあり、風邪をひかないようにたくさん着込んで
観戦しました。ナイターの光にまぶしい甲子園球場の芝生の緑がひときわきれいでした。
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今回は、父との観戦。レフトの外野席でした。
まずは腹ごしらえ…と数の増えた名物弁当を購入。前回は城島ラーメンを食べました。
今回は、新井の穴子丼(1200円)と、タイガースユニフォーム弁当(1100円)です。
半分以上売り切れていて選択肢は少なくて残念でした。
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横浜を相手に7回までは楽勝ムードで、風船飛ばしも今季最後と、球場あげて盛り上がりました。
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悪夢のような逆転劇で、自力優勝の芽もつまれ、予定されていた矢野さんの引退セレモニーにも
水を差すような、微妙な空気間の中、最終戦を終えて球団からの御礼のパフォーマンス?
のあと、矢野さんのテーマソングが流れ、大画面には矢野ヒストリーとかつての雄姿の名場面
の紹介があり、いよいよ「最後なんだな」という残念さがこみあげてきました。
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矢野さんの人徳ですね。男の人も女の人も大人も子供も隣同士の人も、みんな大粒の涙で
別れを惜しんでいました。もちろん私も大泣きしてしまいました…。
アラフォートリオをはじめ、仲間たちからの賛辞と感謝を込めた胴上げがありました。
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球場をゆっくり1周。球場をあげて、全体の惜別感はすごかったですね。
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「皆さん、またいつかこの甲子園球場でお会いしましょう!」という言葉が忘れられません。
阪神を実力でも人気でも支えた男、矢野燿大捕手。私も見送れたことをうれしく思いました。
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さて、甲子園の住人としましては、当分甲子園球場の喧騒から解放されますが、クライマックス
シリーズでは甲子園決選もあるかもかも??? (背信の藤川! 大丈夫なん?)怒