大阪市長
橋本徹氏が、大阪府知事から鞍替えで市長戦に出馬表明をした。
私は大いに橋本氏に期待をしている。
「独裁」という言葉にマスコミも平松氏も敏感に拒否反応を示しているが、そんな言葉の
情緒にこだわることが不思議だ。
この閉塞した世の中で実際に成果をあげている橋本氏。
大阪府の財政の立て直しにも取り組み、赤字財政を単年度黒字にまでにした。
私も音楽・芸術に関わる身の上。劇場・ホールの閉鎖や、補助金カットなど、実際に身近な
人たちの悲鳴も聞いたが、万民が納得し、喝采できるようなまつりごとはできるはずない。
どこかで必ず「ひずみ」がある。
建物の「税金」のむだ遣い、公務員の人件費、大阪の二重行政も昔から言われてきたことだ。
誰もが手をつけられないことに挑戦しようという勇気と、やはり将来に対するビジョンを
持っていることは素晴らしいことだ。
失敗するか、うまくいくかどころか、まず、独裁政治を行いたくても(笑)その前の
「抵抗勢力」のすさまじさを私たちは強く強く目にすることだろう。
そんな現実を見て、今日にまで至った府政・市政に対して私たちはきちんと判断をしないと
いけない。
平松さんは、前回民主党の支持を得て、市長に当選した。
今回はオール与党的に、自公の支持を得て、また市役所の人たちをバックに選挙戦を戦う。
なんだか「大阪市」をいかに考えるかではなく、「大阪市」維持の意地・沽券で対決して
いるかのようにしか見えない。
前回の平松支持母体の民主党は、独自候補を探すべく、郷原信郎氏に打診をしている。
野田内閣にも期待はしているが、リーダー、カリスマの出現は必要であろう。
今の日本には、今後歴史に刻まれていくような人物が排出されないことの不幸を思う。
私は、橋本氏の手腕を見たいという気持ちが強い。
昨日、明日香村の村長選挙が行われ、森川さんとおっしゃる明日香村出身(と聞いた)
50代の若き村長が誕生した。
明日香村も関村長のやり方から、また変化していくに違いない。
混迷期の日本。地方の時代と言われて久しい。今こそ地方の在り方が問われている。
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