備前ファミリー

1月18日はサロンの椿市の日でしたが、山寺さんと二人で、備前うたがたりの会の
新年会に出かけました。
はじめは、いつもお世話をして頂く役員の方々とで、新年のお顔合わせを…と
言うくらいの気持ちでしたが、せっかくなら…と会員の方々に声をかけてくださり、
なんと30人近い集会となりました。
講座はいつも備前市市民会館集会室ですが、新年会ということで、会場は、お世話役の
平野さんのお自宅、妙圀寺に集合させて頂きました。
かつて、万葉うたがたりコンサートも2回させて頂いております。
備前市の由緒ある日蓮宗のお寺です。お上人様のやさしい笑顔や、奥様の心配りの
ある、雰囲気のよいお寺です。
新年会ですので、みなさんとの懇親を目的に「ウサギ年」にちなんで、『万葉集』も
含めて、うさぎの出てくる歌をみなさんで歌ったり、皆さんに自己紹介をして頂きました。
昭和30年の最初の合併で備前市となった頃から、それ以降の備前市と、また再開発で、
地図が塗り換わり、今商店街の衰退の無念や、賑わいの生まれた瀬戸内市などの羨望や、
興味深く備前の変化を聞かせて頂きました。食べきれない豪華お弁当や、抹茶にお正月の
花びら餅のお相伴もあり、至れり尽くせりの楽しいひとときに感謝感激でした。
写真の花は、私たちの歓迎のために兵庫県の奥の播磨新宮の山から準備してくださった、
「つらつら…やぶ椿」です。また、私の万葉うたがたりの三十周年を祝って、会から私の
大好きなゆりの花束をプレゼントしてくださいました。なんてうれしかったことか…。
早速、きょうサロンで生けて、「みんなで歌おう、懐かしの歌」カルチャーがあり、
多くの方々に見て頂く事ができました。恵理子さん、平野さんありがとうございました。
みなさんのご親切やお人柄に甘えながら、10年以上続いてきた会ですが、私も本音で、
自然体でお付き合いできる素敵なグループです。この絆を大事にしていきたいと心から
思います。次回は、4月5日に「かたかご」バス旅行を予定しています。『万葉集』の
「花」の引き出しを開けて頂いて、家持とかたかごと、素晴らしいかたかご群生地の体験を
して頂きたいともくろんでおります。皆様、乞う、ご期待!
                  009.jpg
「さ百合花 ゆりも逢はむと 思へこそ 今のまさかも 愛しみすれ」
                           大伴家持 巻18・4088
「後(ゆり)にでも逢いたい…」大好きな百合の花、ありがとうございました。


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