無血の平成維新!

8月末の総選挙で、政権交代を掲げた民主党が大勝し、その後私にとって
毎日の夜の政治のニュースは、1つのストレス解消の?楽しみでもある。
きょう鳩山総理大臣の所信表明演説があった。ニュースは断片で、新聞で
全文を読んだが、素晴らしい!!!と思った。
冗長や、情緒的と谷垣さんは言ったが、丁寧で国民にわかりやすく具体的な
たとえや表現は、鳩山さんの人柄を表わすものであり、きっとまだまだ言い
足りないくらいのお気持ちであったと思われる。(笑)
冒頭の「ここに集まられた議員のみなさん、私たちが全力を振り絞って
お互いに闘ったあの暑い夏の日々、各地各所で国民から直接聞いた声を
思い出して下さい!…というメッセージや、後世の歴史家から「21世紀の
最初の10年が過ぎようとしていたあの時期に、30年後、50年後の日本を
見据えた改革が断行された」と評価されるような強く大きな志を持った
政権を目指したい!
国民の皆様、議員の皆様、私たちの変革の挑戦にお力をお貸しください!
と…むすびのメッセージ!民主党のみでなく、新たな任期を持って臨む
議員たちへの謙虚ないい呼びかけだ。「今こそまさにチェンジの時!」
私は大前研一氏提唱の「平成維新を実現する会」の残党だ。
ようやくようやく本当に「国民主権」が問い直される時代がやってきた。
税金の無駄遣いは、全国のオンブズマンたちが長年追求してきた。
八ん場ダムも以前から、問題視されていた。首班指名後、即日スタートした
民主党の政府機関や閣僚や、関係者たちの動きは、すばやく、さすがに
若さと行動力で多重な問題を抱えて、日々奔走しておられるのがよくわかり
私たち国民の目には、政治がいきいきと起動し始めたように思える。
それゆえ、連日「話のタネ」が生まれ、多くの評論家が知ったかぶりに
批判するが、ともかくすべては「自民党の不始末」を引き継いでいるのだ。
国の借金も、格差社会も、不況も、また、長引く公共事業は、本当はやる気が
ないのだろう。JR西日本だってキャリア組の談合体質が、情報隠蔽操作を
した。(政権交代で、情報が公開されたことは痛快だった!)
民主党の取柄は、さわやかに感じる「若さ」と「個人の能力」が訓練されて
いることだ。そして、政治家の世代も交代する時がきている。
オール与党の神戸市の市長の再々選で、ちゃっかり単独に民主党のみの支援を
得て、ギリギリ当選した矢田氏。次点の樫野氏と大激戦の結果だった。
今の「追い風」を得ての選挙に、節操のなさを感じた人も多かったはず。
だから市民は「チェンジ!」と、反対票も投じたのだ。惜しかった!
小泉総理大臣以降、政治が劇場型となり、国民・市民に政治がわかりやすくなり、
国民が成長し、成熟してきた。「国への危機感、孫や子の時代の幸福」を考える
健全で正常な政治家が、何人いることだろう。
民主党のはじめての政権運営に私は大いに期待している。試行錯誤しながら…
誠心誠意でがんばってほしい。失敗は成功のもとでしょ?
毎日のメデイアの揚足取りも些細なことだ。4年後の総括の日まで、初心を忘れる
ことなく、冷静で健全な精神の舵で、日本丸の沈没を食い止めてほしい。
誇りある自民党なら、「今日の演説は素晴らしかった! 相手に不足はない!」と
言えないものか。所信を受けて「ツッコミところ満載!」なんて、相手のあらさがし
で攻撃したいようだが、そんな自民党にNO!がつきつけられている!
大前さんの言っておられた「ガラガラポン」が始まった!


0 返信

返信を残す

Want to join the discussion?
Feel free to contribute!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA