あれやこれや (2の2) 20年ぶりの上高地

遅ればせ日記の続き・・・ゆっくりお墓参りのあと、松本経由で上高地へ。(7/6)
到着が遅くなり、車規制の時間で、タクシーもバスセンターで下車。
ホテルまで、家族4人の夕暮れ散歩となったが、おかげで人のいなくなった
河童橋周辺でゆっくり過ごすことができた。
雪渓の見える奥穂高の山脈や、静謐の美しい梓川の流れを満喫した。
かっぱ橋
前回は上高地帝国ホテルだったので、もう一度、泊まりたかったが、急なこと
だったので、今回は上高地清水屋ホテルに宿泊。
芥川龍之介が泊まった縁で、記念して「河童橋」と名づけられたとか?
高村光太郎と智恵子が、2ヶ月間逗留して後に結婚を決めた宿とか?
上高地のたった2つしかない天然温泉の1つだ。
フレンチのデイナーのあと、露天風呂で汗を流し、至福のとき・・・。
さすがに上高地の夜風は冷たく、漆黒の闇に白樺の幹が光っているのに驚いた。
朝から快晴。高山植物が咲き始めた素敵な季節だ。CGグラフィックスの
画面のように、空中には「綿毛」がふわりふわりと浮かんでいる。
泥柳の「綿毛?」だそうだ。
花1花5花3花4
20年前は、弟家族も一緒だった。娘は小学生。あの日と同じように
エメラルドブルーの梓川の清らかさに惹かれ、冷たさを確認したくて
ひき留める間もなく、川の中へ!!! 変わらぬ感性!
安曇野 074.jpg
その様子を見ながら、20年ぶりの上高地を訪れた両親は、時間の流れの中に
何を思ったのだろうか。「時よ、止まれ!」と願ったかもしれない。
思い出のつまった家族の肖像の場所。存分に深呼吸をし、景色を楽しみ、
ゆっくり散歩した。
焼岳も美しく、大正池も懐かしかった。
家族と過ごしたゆるやかな時間。保護者の役目も果たせたようだ。
大正池
ハプニングもいっぱい。
帰りの特急しなの号は、大雨のため中央線の一部不通の影響で、遅れて
出発。名古屋連絡の新幹線にも乗り遅れ・・・。
でもすべてあとあとまで残るたくさんの「思い出」。
心残りの万葉の学会は、また来年出席することにしよう!!!
                                つづく?


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