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4月4日(日)は犬養万葉記念館の10回めの誕生日を迎え、恒例の「若菜祭」が
行われました。
犬養先生が4月1日生まれということと、記念館が春に開館されたので、島崎藤村の詩歌が
お好きだったことにちなんで「若菜」をネーミングに用いた会館イベントです。
と言っても10年間で、1パターン化してしまった感がありますが、講演と、明日香村の
万葉朗唱の会の方々と共に一般の参加も得て「万葉朗唱の会」が行われます。
私は、まず午前中に行われた「若菜祭ご神事」に参列しました。
飛鳥坐神社の飛鳥弘文宮司にまず御祓いをして頂いてから、記念館の安泰と弥栄を祈って
頂きました。そして参加者で玉串を奉奠し、宮司さんのお話や、関村長のご挨拶を伺い
新年度がまた、スタートしました。
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午後からの講演会までに、遷都1300年記念スタンプラリー「藤原・飛鳥コース」を
車で回り、見事11基をクリアー!、ご褒美にクリアーファイルを頂きました。
そして、講演会はちょっとだけ聞いて(ごめんなさい)、桜や菜の花がきれいであまりに
暖かく気持ちの良い日だったので、中央公民館前で、休憩タイムと洒落込みました。
看板が目に付いて、入ったお店でしたが、何とアットホームで、自然体な方々…。
「黒米たこ焼き」にひかれて、注文しましたが、まず明日香村産の「たけのこ」を
直焼きされたものを、私たちにご馳走してくださいました。「美味しい!!!」
筍を焼いて食べる…という素朴さに「ふるさと」ならではの贅沢を感じました。
黒米のたこ焼きもやわらかくしっとりと美味しい!!!
調子に乗ってみたらしだんごや、草餅まで…。食べ過ぎやん!
それどころか、お店の中は、お客もみんなファミリーで、きんかんやチーズケーキまで
自由に食べてもOKと、食べ物に弱い私は感激と恐縮で、心から感謝でした。
明日香村の人とのふれあいのひととき、楽しかったなあ。
お店の方々です。
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ごちそうさまでした。また、みなさんありがとうございました!
店の屋号は「おもろ屋」??? ほんとかな?
看板の「太子焼き」というのは、橘寺から名前を譲り受けられた「タコ焼き」のタコが
「こんにゃく」というたこ焼だそうです。ヘルシーなそれも食べてみたいな。
明日香村の散策途中にこんな茶店があったら本当にうれしいです。是非また行きますね!
桜はもちろん美しく…。でも目にも鮮やかな菜の花の畑には圧倒されました。
翌日には、TSUBAICHIバスツアーがあるので、申し訳なかったのですが、
朗唱の会は拝見せずに帰宅しました。
やはり「花よりだんごだ! たこ焼きだ!」

ホームページのトップに「トピックス」で掲げましたが、
3月19日(金)に、念願の「現地講座」を開催いたしました。
今年は平城京遷都1300年を記念して、「奈良の都」がどうしても
クローズアップされてしまいますが、万葉集を学ぶ私たちの原点は
やはり明日香村から…ということで、車2台、9人で出かけました。
スタートはHPに書いたとおりです。
明日香村の旅も、初めての方もいらっしゃるので、テーマは明日香村の
雰囲気、風、空気、景色、自然、そして季節を体感して頂くことでした。
そして年配の方が多いので、ゆるやかな旅を目指し大阪スタートは10時です。
玉列神社→石舞台古墳(昼食)→稲渕(棚田・飛鳥川)→栢森→伝板蓋宮跡
→甘樫丘→犬養万葉記念館→夢市のコースでした。
私は何度来ても懐かしい思いで、ほっとしますが、初めての皆さんの「目」には
どのように映ったでしょうか。
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石舞台の桜は、もうちょっと。でもつぼみが今にも開きそうでした。
夢市茶屋での昼食は古代米御膳。次は一度「飛鳥鍋」を賞味してほしいです。
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棚田は菜の花が満開で、黄色の絨毯でした。平日にもかかわらず、カメラマンが
いっぱい。写真スポットの人気ぶりを垣間見ました。
明日香村には五穀豊穣の実りを願う、「おんだ祭り」と言う男女の儀礼がありますが、
飛鳥川にも男女をシンボル化した注連縄がかけられており、新年の1月に架け
替えられたばかりなので、真新しい風変わりな注連縄にみなさん感心されたようでした!
そして、飛鳥川の「飛び石」に行き、石橋を通りましたが、水量が多かったのか、
石が平板になっていたのか、ちょっと躊躇しましたが、濡れながら渡りました。
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ただ、ひなびたマニアックなスポットだったのが、田んぼの畝も小道に整備され、
(歩きやすいのですが…)私はちょっと興ざめの気分になりました。
犬養先生の歌碑が目立たないことが残念だったのかなあ。(我が意を分析中です。)
栢森まで足を伸ばし、飛鳥川の上流をご案内したのですが、「ふむ?」
飛鳥川の川幅を広げる工事中で、「何で???」とびっくりしました。
赤米・黒米などの田が潰されて、造成中の河川の様子はまさに環境破壊じゃないか!
次は「宮」ということで、舒明天皇の頃から天武天皇まで何度か同じところに作られた
板蓋宮跡に立ちました。昨年3月に建てられた平山郁夫氏の万葉歌碑の拓本を
とっておられる古老がおられたり、横浜からという私語もしないで熱心に見学する
「賢そうな」小学生の修学旅行の団体に出会ったり、私の予想以上の「飛鳥」らしい
光景に出会えてうれしかったです。
そして「国見」の甘樫丘へ…。工事中で通行止めでしたが、強行突破!
ゆるやかな坂道を「みんなで歩けば怖くない!」で、登りました。弁解しておきますが、
年配で足の悪い方もおられ、この坂道があるあらこそ登れるのです。なのに、
工事中とは言え、この行楽シーズンに「通行止め」とは、配慮がないと思いました。
「来た限りには登るぞ!」。360度の光景は、「明日香村へ来た!」と実感する
瞬間です。春霞もなく、生駒・二上・葛城・金剛の山々もよく見えました。
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明日香村の村並を取り囲む緑の木々が明るめの「春の色」になっていました。
ここの展望台の「桜」が満開の時にあた来たいな…と思います。
さて、帰りも同じ道をと思いましたが、うれしいことに全員「犬養歌碑」見たいと
言ってくださり、階段の道を下り歌碑前に…。
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椿の花と馬酔木が咲き、犬養先生の歌碑は私たちを優しく迎えてくださいました。
「采女の 風吹き返す 明日香風 京を遠み いたづらに吹く」を全員で朗唱し、
皆さんをお連れできたことは自己満足ですが、感慨深いです。
最後は、犬養万葉記念館でお茶タイム…と入館したところ「4時で喫茶は終了しました」
と素っ気無い返事。まだ1時間開館してるのに…。商売気もないし、お役所仕事?
私たちだったら、コーヒー代×人数で、今日あと○円収入が可能なのに…と思ってしまい
ますが、これは品格がないですか???
結局近所でペットのジュースを買い、コップは借りて「お茶」しました。
これで予定は終了したのですが、おまけコースが「夢市」。
近鉄飛鳥駅、駅前の「夢市」は、明日香村のお米・野菜・果物などが、多種、新鮮で
お安く購入でき、私のお勧め「主婦スポット」です。
ここも4時59分に着き、ほぼ店が閉じられていたのですが、大阪のオバチャンパワー
で開けてもらいました。ありがとうございました。
あすかルビーや、采女とうふ、小芋などを買ってきました。
行く場所ごとにゆっくり過ごしすぎて、帰りは予定より遅れましたが、
第1回のオカモゼミ野外編はまず成功かな!と思います。
うぐいす、菜の花、れんげ、こぶし、雪柳、馬酔木、椿などなど、春はもう
来ていました。
暖かで晴天の一日は犬養高気圧に守られたからでしょうね。先生に感謝。
そして参加してくださった講座生に感謝!、そしてサポートの山寺さんに感謝!!

雨の一日、犬養万葉記念館主催の「万葉歌碑めぐり」に参加した。
講師が、私たちの敬愛する山内英正先生であり、2010年になって、
一度明日香村を「歩いて」みたくて、盟友の山寺さんも一緒に…。
晴女の私が、雨天決行の行事は久しぶりだったが、覚悟の上…。
なぜなら山内さんは「悪天候男!」で有名だからだ。
雨はもちろん、雷・台風・雪・おまけに停電など、過去の実績が
すべてを物語っている。(笑)
畝傍御陵前からスタートし、明日香村の犬養記念館までの6キロ
くらい。そろそろ飛散の花粉も雨でラッキー!
雨でけぶった景色が、かえって濃淡で美しく山並みが見える。
晴れた日を期待する学生たちに、犬養先生は「雨の日も万葉日和
なんだよ。」とおっしゃっていたことを思い出す。
山寺さんは、明日香村に来るのは「万葉うたがたりコンサート」の演奏で
来ているので、「歩く」ことはめずらしい体験だったと思う。
頭の中の知識と現地が少し結びついたことだろう。
私はもっと深呼吸のできるような気分を味わってほしかったけど…。
甘樫丘の犬養先生の歌碑と2ショット017.jpg

帰りは飛鳥駅前の夢市で、主婦の買い物。大根やブロッコリーやあすかルビーを
リュックにつめてっと! ホンマに帰りは買い出し部隊の様相でした。
明日香村の春にまた来ま~す! (下は山寺さんと「私」です!!!)

TSUBAICHIの新年の催事も第4金曜日のオカモゼミナールもはじまり、
通常のサロン行事が動き始めました。
オカモゼミも犬養先生の万葉かるたの話をしようと思っていたのですが、
次回の2月講座までに、恒例のMBS万葉ラジオウオークが行われますので、急遽変更!
鳩山総理のように前言を潔く撤回し、「平城京」に関する万葉歌をテーマに1月スタート
しました。
しかし、平城京は当時のテクノポリスというべきか、本当に国家としての「形」が明確な
すごい都ですが、しかも今、1300年前の日本の様子を推し量れるような古代ロマンが
まだまだあることが、古代史ファン、万葉ファンにはたまらない魅力ですね。
大極殿の再現もまた今後のシンボルとなるでしょうが、今年、私たちの出演も含めて
何度か平城京を訪れる機会がありますので、しっかり歴史の中に身をおいて学びを
深めたいと思いました。
しかし、古代国家の原点は、明日香。明日香を抜きに万葉集も語れません。
次回のオカモゼミでは大好きな明日香村で現地講座をする予定です。
春の飛鳥は発掘・発見の時。楽しみだ~。

当初の予定が「寒波」と「大雪」で、中止を余儀なくされたため、
自分の時間ができたので、気になっていた、明日香村の犬養万葉記念館で
開催されている、烏頭尾精画伯の「キトラ古墳壁画」の「四神展」に行ってきた。
烏頭尾先生は、壁画の情報公開の協力として、現物を見ながら、復元のスケッチ
を託された方で、初めて「朱雀」を拝見した時の感動は今も覚えている。
今回は四神すべてが、絵画として展示されており、先生のお人柄によるものも
あるだろうが、品格のある、しかしやさしい色合いに満ちた素晴らしい作品だった。
古代、葬られた「人物」への畏敬と、鎮魂と、追悼と、蘇生?を祈って描かれた
この四神の壁画に、時代を思い起こし、深い感慨を覚える…。
雪曇りが、雨になった。
今回の企画展示は、「飛鳥の万葉ー恋ものがたり」で、今回は少しコミカルに
万葉歌を取り上げて、若い人などへのアプローチがあり、いいと思った。
大津皇子と恋愛中の石川郎女がちょっと「悪女」風なのには、抵抗もあるが…。(笑)
図書館では、久しぶりに犬養先生の書物を探索して、いっぱいコピーを取ってきた。
貸出のシステムさえあれば、奈良女子大生などは、勉強しやすいと思うのに…。
近鉄電車も奈良交通のバスもなつかしい光景「日の丸」を掲げている。
天皇誕生日のきょう、久しぶりに明日香村で、半日過ごし、癒されました。
次回は自転車で走りたいな。
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石舞台公園の桜です。満開の一歩手前くらいでした。
菜の花の黄色と、コケモモの紅色と、桜のピンク色が本当に
鮮やかな「春の景色」を演出していました。
それから、平成15年に植樹した「オカモ桜」も大きく育ち、きれいな
花をつけていました。ありがとうね。
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犬養万葉記念館は、犬養先生が亡くなられて2年後、平成12年の4月に
オープンしました。早くも今年で10年目を迎えます。
犬養先生のお誕生日が4月1日であることから、その時期に「若菜祭」と
言う行事として、飛鳥坐神社の飛鳥弘文宮司さんの司式のもと、記念館の
1年間の安泰といや栄を祈り、ご神事をすませたあと、きょうは和田翠先生の
記念講演、「万葉の歌音楽祭」の歴代大賞受賞者の演奏会、万葉朗唱の会と
盛りだくさんのプログラムで、10年目の佳き日をお祝いしました。
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私も久しぶりの明日香村訪問で、時間を惜しみました。
森林組合で頑張っておられる荒川さんからの情報を頂いていて、荒川さんに
ご案内を頂いて、「アントクの丘」へ登ってきました。桧隈の高松塚の犬養歌碑を
裏側から見る位置にあります。
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犬養先生の「万葉の旅」からの言葉が、木碑に書き記されていました。
吉本ご夫妻もご覧になり、また新たなスポットでのひとときを楽しんで
くださいました。
やはり心がなごむ明日香村の風景…。あり通ひ見む!

奈良県の明日香村でもなく、河内飛鳥でもありません。
でも、高松塚の壁画がある、ここは摂津国吹田市にある関西大学の
キャンパスです。
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平成20年3月、高松塚古墳の発掘調査で壁画を確認された網干善教教授と
橿考研の先陣、末永政雄名誉教授の功労を讃え、学生の研究と教育の進展のため
陶板の高松塚石室の再現展示室を設置されたというわけです。
ずっと見たかったのですが、やっと実現しました。
それよりも関西大学の校舎・施設のきれいになっていること!!!!!
時間と引き換えに大学はどこも建て替えの時期を迎えて、リニューアル
されていっていますが、今の「大学生」の環境は、ハイテクで本当に
恵まれていると思います。
分別も付きそうな大学生が、安易に「大麻」なんてとんでもないですね。
ここでは、寝そべったり、ボール遊びをしたり、ほんと別天地でした。
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秋の明日香村は、行事が多く、忙しい。
先週は、仲秋の観月会に合わせて、「光の回廊」というイベントが
行われたが、「回廊」という名にふさわしく、年々規模も広がり、充実
し、工夫された光の芸術品が、明日香村を縦断して施され、素晴らしい
イベントとなった。
そして昨日から恒例の「彼岸花まつり」が始まり、飛鳥川上流の稲渕周辺の
棚田には、コンテストに応募された多くのかかしが立ち並び、散策の人、
写真を写す人、棚田のオーナーたちで大変なにぎわいだった。
特別別大きな「赤鬼」くんかかしは、私の車ごしにも目を引きましたよ。
私は、もう少し飛鳥川上流の栢森に行き…ありました、ありました!
昨年見つけた黒米の田圃です。おっと今年は隣に赤米も!
やった、昨年同様、いや今年は美しい2色の古代米の実りを見ることが
でき、感激でした。
黒米方向からと赤米方向から・・・
赤マイあかまい
その後、帰宅途中に、空にわかにまっ黒な雲が襲い掛かり、天と地をつくような
大雨に・・・。
高速道路も視界ゼロ!怖かったですね。
高速道路上で避難している車を何台も見たのは初めて…。
ホウホウノ体で帰ってきました!無事に帰れてよかった!
彼岸花は、みごとでしたが、赤い花しか見ることができず、我が家の
近くの鉢植えの「いちし」をご披露しておきます???
ひがんばな

わが敬愛する恩師、犬養孝先生のご命日に近いこともあり、
大和路を歩く会というグループで橿原・明日香を万葉旅行で
歩いてきました。
昨日の大雨とはうって変わった晴天に恵まれました。
秋の心地よい風の中、親しい仲間たちと、通いなれた飛鳥の道を
行きます。稲刈りが始まっており、田畑は活気がありました。
元薬師寺の傍の、ホテイアオイの花が一面満開の畑を見て、思わず
歓声をあげました。
なぜか、ピイヒャララと雲雀が元気に囀っていました。
香具山の中腹の「万葉の旅」の原風景の場所にたち、うまし国ぞ
蜻蛉島 大和の国は・・・と全員で国見をしました。
犬養節で朗唱をし、また先生のお好きだった愛唱歌を合唱したり、
終日過した明日香村で、犬養先生を偲び、万葉の明日香を深く満喫でき
たことは幸せでした。きっと犬養先生の御霊も一緒に過してくださった
から・・・でしょうね。
 7年前の犬養先生が亡くなられた平成10年10月3日は、満月の日でした。
それ以来「月」を見ると犬養先生が重ね合わさります。
仲秋の名月だったのでしょうか?定かではありませんが、ご葬儀に参列
せず、わざわざ明日香村の観月会に行かれて犬養先生とお別れをなさった
方もありました。
 帰宅途中、甲子園の駅を降りて、ふと見上げると皓皓と照る満月に、
思わず立ち止まって見入ってしまいました。犬養先生が「オカモチャン、
きょうは楽しかったね。相変わらず勉強しないで、みんなと話ばっかり
してたね。でも明日香村はいいでしょう?たくさんの人が参加して
くださってよかったね・・・。」と話しかけてくださったのが聞こえた
ような気がしました。
 月を見るたびに・・・月に重ねて思う・・・。
ひょっとして 月人壮士は犬養先生だったかも???