松岡剛宏さん、ブラボー!

合唱団に子供たちの合唱隊も加わり、オーケストラの人々と舞台はまさに過密状態。それでも1,000名の半分弱くらいの規模の編成でした。
この8番は「宇宙が鳴り響くありさま」と表現されていましたが、合唱も器楽の1部として組み込まれていることの実感を非常に強く感じました。私個人の感想なのですが、やはり「はじめに言葉ありき」なのだと思います。舞台正面に字幕が出て、訳された言葉が音楽とともに同時に頭に入ってくるので、臨場感が半端じゃないのです。「神を賛美する」「主により頼む」私たちの日常が謳われていることの感動と、信仰心をもって作曲されたマーラーの音楽に対する目からウロコという感じでしょうか。と言って旋律は頭に残っていないのですが・・・。(笑)
そして、8人の選ばれたソリストの中で、素晴らしい歌を聴かせてくださったバスの松岡さん。経験上いろんな機会がおありだとしても、この大舞台で、また素晴らしいバックに支えられてソロをされることの緊張と感慨や、喜びはひとしおでいらっしゃったことと思います。もちろん8人のソリストの方々もそれぞれに個性や声色や、タイプの違うことで、声楽家としてのプライドの火花も散っていたことと思います。マリア様の演出はよかったですねえ。演奏後は感激で涙が出ました。
最近教会へ行くのをさぼっている私、それでもこの音楽を聴きながら信者であることの誇りを感じました。そしてマーラーっていいやん!と思えるようになったことが進歩です。しかしながらに明日香村に素晴らしい音楽家がおられることについて、松岡さんを大いにアピールすべし!です。本当によい機会をありがとうございました。(しかし、マーラーをCDだけで聞いたらまた退屈するかも・・・(笑))






