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とんとんと話が進み、「善は急げ」と、急遽桜井市の三輪山のふもとではありますが、
旧の「三輪」の町にある三輪恵比寿神社の社務所をお借りして、昨日「万葉講座」を開催
させ頂きました。
TSUBAICHIの万葉ゼミナールに来ておられた小西加寿子さんは、一見セレブなミセスで
いらっしゃいますが、お話をうかがっていますと、住居地にある、またその地域を昔から
支える三輪恵比寿神社について、住民の誇りや関心の薄さや、それに伴って里の賑わいが
なくなってきたことを大変心配しておられます。
三輪山をご神体とする大神神社は、観光的人気があり、古代史ブームもあって、参拝客は
ほっておいても増える一方ですが、三輪恵比寿神社は、同じ「三輪山」の周辺地にあっても、
JR三輪駅のそばですが、山の辺の道を行くコースでは、近鉄沿線から歩くことが多いので、
私も立ち寄ることがありませんでした。このたびの機会ができて、初めてJRまほろば線で
「三輪駅」に降り立ちました。
奈良ではありますが、また違ったなつかしい「昔」の空気が流れていました。
駅から近い三輪恵比寿神社はこじんまりとした小社ですが、拝殿から見る本殿の様子は、
古式豊かで、荘厳さが漂っていました。
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「万葉講座」の開催は、地元の方々に『万葉集』に馴染んで頂けるように小西さんや、
三輪恵比寿神社の竹内宮司が、企画してくださいましたが、なんと、この三輪恵比寿神社は
「つばいちえびす」とも呼ばれ、日本最古の市、海石榴市の守護の神様として作られた神社
とか、これは我がサロンTSUBAICHIが、真っ先に参拝するべき場所でした!
また、そもそも三輪恵比寿を世間に知って頂くための協力の一歩として、私の住む西宮えびす
神社にご紹介をするということで、まず私が三輪恵比寿神社を表敬訪問したいと思っておりましたが、
11月25日に宝塚のコープカルチャーで山の辺の道を歩いた時に、現地参加をしてくださった
方が、
『万葉集』を学びたい…と言う感想があったことから、この講座が実現しました。
当日の会場は社務所と聞いていましたが、和室ですので、正座型のなつかしい寺子屋の
ようでした。
師走の急な機会にも関わらず、満員。ありがとうございました。
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万葉のふるさとで『万葉講座』なんて、釈迦に説法状況でしたが、みなさんとっても熱心に
聞いてくださいました。ハートに響く「祝婚歌」などをご紹介したかったのですが、
やはりご当地ソング「三輪山」から…ご紹介。また次の機会が生まれるといいなと思います。
熱弁を振るう私!
万葉の故地で大好きな『万葉集』を話させて頂き幸せでした。
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そして、私は2月5日6日7日に行われる三輪恵比寿神社大祭のお知らせを西宮えびす神社に
お伝えしたいと思います。

12月6日は、9月の講座に伺ったときに決めた備前うたがたり会の忘年会でした。
12月に入って私もサロンも少し落ち着きを取り戻し、ほっとしたのも束の間「忘年会」ってか!!
師走を実感しながらも、備前のお仲間の方々との集まりですので、会食も岡山市内となり、
悩んだ末、山寺さんと車で出かけました。
大阪から現地まで2時間弱で着きます。
午前中はTSUBAICHIで仕事をしてから、出発しました。私たちは「晴れ女」の面目躍如で、
風もなく、日差しも明るい恵まれた1日でした。
夕食までには時間があるので、地元へ嫁ぎ、備前うたがたり会のきっかけを作ってくださった
万代恵理子さんにお付き合い頂き、「櫂の木」の紅葉が美しい閑谷学校へ立ち寄りました。
閑谷学校は、以前犬養先生のご講演と共に私もコンサートをさせて頂いた懐かしい場所です。
もう20年くらい前になるでしょうか。
「櫂の木」が有名なので、紅葉の時期にはバスや団体客が押し寄せる名所だそうですが、
普段は静かな山間の旧跡です。私たちが行った時はほとんど落葉し、1本の枝にかろうじて
紅葉が…。私たちのための「最後の一葉ね」と、笑い合いました。
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この備前市にある、閑谷学校は、現存する最古の学校建築物で、創始者は、岡山藩主の
池田光政公です。
武士の子弟が学び、庶民の学校として、地方のリーダーを育てる目的で造られたそうです。
講堂の床に正座して「論語」をそらんじては、講釈を受ける「講堂学習」が行われました。
私もおみやげに親しみのある章句を集めた「あいうえお論語」を購入しました。
さすが、備前だけあって、屋根が備前焼瓦で色の風合いがきれいでした。
また、私は丸みを帯びた「切り込みはぎ式」と呼ばれる石塀に、感嘆しました。
広大な空間に、各所、工夫を凝らした隅々まで精巧な作りの学び舎のたたずまいが本当に
素晴らしく、次回TSUBAICHIバスツアーはここだ!と確信をしました。
名物の2本の大きな「櫂の木」は、左は赤、右は黄の2色に紅葉するのが特徴で、今回は
既に見頃は終わっていましたが、11月10日頃が最高に美しいそうです。
さて、肝心の忘年会の宴会は、東岡山の「雅」という日本料理のお店でした。
ちょうど50代の女性の会ということで、「アンチエイジング」をテーマとしたメニューの
このお店を予約してくださったそうでした。
アンチエイジングとは、言葉のごとく「抗老化」「抗加齢」ですが、味気ないので、
「いつまでも若く過ごせるための」…お食事会でありました。
たとえば、四季の食材を季節に合わせた色合いのものを取ること、春夏秋冬に対応して
青・朱(あか)・白・玄(くろ)の食材の有効性。冬は黒い食べ物がいいそうです。
たとえば、黒豆?ごぼう?…などなど。
また、今や有名なコラーゲンを取るには、すっぽんのスープとか…。
カメラを忘れていき、証拠写真がありません。(泣)
「雅」というお店は今年開店されたそうで、広島で修業された若い板長さんが、ご挨拶に
来てくださいました。お一人で料理対応をされているので、お店には座席に余裕があるのに、
その日の予約の方々に最高のおもてなしをするために、以外のお客様は受け入れないという
こだわりにびっくり。それではやはりビジネス上、大変だろうと思いますもん(汗)。
でも、頂いた名刺に、お~!と感動!
「和のコトダマは、輪に通じます。すべての人々が手を繋いで、一緒に幸せになろうという
思想です。輪はまた、コトダマで「環」に通じ、天地万物の有機的な繋がり、野菜は作り手
のお百姓さんやそれを選ぶ人、八百屋さん、消費者と繋がります。野菜の命を育んだものは
太陽や雨や大地です。大自然、大宇宙の中の目に見えない有機物的な繋がりの中で人間は
行かされています。そのことに自然と気づかされるのが和食です。和の中には、平和が循環
するという思想も息づいています。その時期に出来るものは、その時期に必要なものです。
旬時期を大事にする日本(瑞穂の国)。その時期、その土地でできるものを存分にお楽しみ
ください。…」と書かれていました。
その思いを貫いてがんばってくださいね!とエールを送ります。
またぜひ訪ねたいと思いました。
板長さんの心のこもった素晴らしいお食事と、ご招待してくださった備前の方々に本当に
心から感謝致しました。なごやかに「オバサントーク」炸裂!?。
でもみなさんわきまえられた、素敵なご夫人方です。気持ち良いお付き合いがありがたいです。
忙中閑とはこのことで、この「ひととき」は翌日からの「元気の素」になりました。
来年備前の講座はまず2月に久しぶりの「かるた会」で万葉を楽しむ予定です。
私と山寺さんは、「備前の里、閑谷学校と備前焼見学ツアー」の実現のために、作戦会議
開始です。(笑)

音楽サロンTSUBAICHIで、いろいろ企画をしていますが、私の頭の中には「人材」と
その人の能力を企画でいかに発揮していただくか!ということで、独断ではありますが、
とても楽しいことです。
立ち上げの時から、万葉うたがたり会の歌姫、山口ひとみさんには、「みんなで歌おう、
なつかしの歌」という、歌声サロンを開始しました。ここ2~3年、今でこそホテルや、
カルチャーでもこのような教室が多くなっていますが、私たちは、独自でスタートした!と
自負しています。
「山口ひとみさん」は、歌のキャリアも十分でレパートリーが広く多いことで、どの世代の歌、
クラシックから各国の民謡、そして演歌まで、何でも来いの実力派ですので、サロンでお客様と
「いろんな曲、個人のこだわりの曲、思い出の曲を一緒に歌う」リーダーとして、最適な
歌姫でしたので、真っ先にカルチャーをお願いしました。山口さんの人気もあり、おかげさまで
今ではTSUBAICHIの看板カルチャーとなりました。あらためて山口さんの「歌」「人柄」の
魅力に感心させられています。
さて、もう1人の歌姫大岡美佐ちゃんの登場です。
(娘より若いのでついちゃんづけで…(汗)ごめんね)
このたび是非に、とお願いしたのは、別企画の「歌のおねえさん」としてです。
私が万葉うたがたりのコンサートの中で、時々「ふるさと」「もみじ」「夏は来ぬ」などの、
私たちが子供のときから親しんできた「唱歌」をはじめ、「椰子の実」「おぼろ月夜」
などの抒情歌…をご紹介しますが、残念ながらこれらの名曲を知らない30代の人たちが増えて
きました。また日本の四季折々の季節や景色や歳時記を歌う、日本の「歌」の素晴らしさを
味わえる年齢となり、今しっかりと歌い、大切に次の世代に残していくことを思いました。
その方法としてカルチャーでは「こどものうた」に焦点を当て、「思い出のアルバム」と
いうタイトルで、まず手始めに10月から3回のシリーズにして、行いました。
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線引きがむづかしいのですが、童謡・唱歌・わらべうたと分けました。
また美佐ちゃんの個性あるひとときにもしていきたいので、ゲスト歌唱タイムも設けました。
今回は特別にヨガ教室で講師をしてくださっている女優の猿渡美穂さんにお手伝いして頂き、
絵本を楽しむコーナーも設けました。
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3回シリーズでしたので、絵本は日本3大むかしばなしを取り上げ、「カチカチ山」
「花さかじいさん」「舌切りすずめ」を乾さんにパワーポイント画面に変換していただき、
久しぶりに楽しく鑑賞しました。ストーリーを「正しく?」覚えている人が案外少なく、大いに
納得しながら楽しめました。勧善懲悪の結末ですが、絵本の結末は子供向けにとても緩やかなものです。
正義感の強い私には!少し、いや大いに不満が残りました…(笑)。
今回設定した、毎月第1土曜日が、わりにご都合のつきにくい日程だったようで、もっともっと
多くの方々に参加して頂きたかったのが、残念でもあり、反省ですが、大岡美佐さんの明るく
伸びやかな声でリードしてもらいながら歌う唱歌や、子供のうたの気持ちよさ。
本当になつかしく、健康的で、そして子供の頃を思い出したり、その背景を美佐ちゃんや私たちが
お客様に教えて頂きました。貴重な蘊蓄をありがとうございました。
時代と社会思想の影響で、「歌詞」の変更が余儀なくされたり、地方や世代によって
覚え方が違っていたり、歌っている歌の「元歌」に驚いたり…と大変有意義な、時間と
なりました。使用する歌集(レジメ)を作成するにも、選曲に悩み、また何種類も本を確認したり、
スタッフの準備も大変でしたが、メッセージあるカルチャーの発信ができたことをうれしく
思っております。
実際に美佐ちゃんも3回のシリーズを終えて、歌手として日本の「歌」に対する価値感や、
自身が生まれる前から歌われていたたくさんの曲を知り、学んで、歌ってみて得るものが
あったと思います。今後の「歌」の糧になればよいと願っています。
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また仕掛け人の私としてはこの奥深いチャンスを続けていきたいと思い、次回は3月5日(木)
に行う予定です。
そして、今後は若い世代、おかあさん方なども視野に入れた、「伝えていくこと」も目的に
いれていきたいと思っております。
最終回の3日は、車座になりみんなで「かごめ・かごめ」や「ずいずいずっころばし」を
歌いながら実際に遊びました。男性も照れながら、童心に戻って頂き、ご協力ありがとう
ございました。楽しかったですねえ~。

TSUBAICHI恒例のバス旅行は、晩秋の近江路をテーマに選びました。
サロン告知でもみなさんに呼びかけた通り、カルチャーで琵琶湖周航の歌の人気が高いことや、
3年前に建立された犬養先生の「夕浪千鳥」万葉歌碑にお連れしたかったこと、また
中西講座でおなじみの「和歌」の歌枕としての故地が多いことで、「近江」に行くことは
早々に決めていました。はじめは「琵琶湖」を中心に考えていたのですが、下見も含めて、
日帰りのバスコースとしては少しハードでしたので、絞った結果テーマを「近江八景」とし、
新たに2景「近江牛」のランチの場所、旧大津市公会堂と、犬養万葉歌碑を加えて10景と
した次第です。
11月30日、例年の紅葉時期が遅れて、ちょうど見頃の予報。やったあ!
そして、滋賀県は寒いと思って防寒着に包まれて出かけたところ、コートも着ずじまいの
暖かさ。私たちは本当にいつも守られています。
近江八景も開発や、琵琶湖の湖岸整備でもはや特定できないところがあり、苦労もあり
残念ながら、「矢橋の帰帆」はパスしました。「粟津の晴嵐」は松並木の面影の道路を
バス見学でした。
比叡山は周辺から角度を変えてよく見えたのですが、比良山は遠方が霞んでいたせいもあり
よくわかりませんでした。きっと冠雪するとよくわかるはずです。
あとの7か所はゆっくり楽しみました。
特に石山寺、三井寺は紅葉の名所で、うっとり心が和みました。
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柳ヶ崎公園の犬養先生の揮毫の万葉歌碑は、柿本人麻呂の歌
「淡海の海 夕浪千鳥 汝が鳴けば 心もしのに 古思ほゆ」巻3-266
で、3年前には本碑のみでしたが、今回は副碑も建てられて日本語のみならず中国語・韓国語の
説明もなされていました。琵琶湖岸を背に、波の寄せる音を聞きながら、水鳥(鴨?)も
飛び交い、大変抒情あふれる場所です。しかし、護岸工事が傍まで迫り、風情のない板塀が
張り巡らされていましたので、びっくりしました。
「先生、こんにちは!」
でも私は久しぶりに来れたこと、また多くの方にご紹介できたことがとても満足です。
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いつもサロンのバス旅行は「おむすび弁当」が定着しているのですが、今回は少し贅沢も
と、名物「近江牛」を少しでも味わって頂こうと、スープ・サラダ・コーヒー付きの
ビーフストロガノフにしました。
「探さないとお肉がない!?」なんて言われましたが(笑)、山寺さんと悩み相談した
結果ですよん。個人の嗜好や、ステーキ系は量・カロリーなどに重い人もあり、カレー
のようにご飯と食べられるのなら…と無理やりお願いして1プレートランチにしてもらいました。
(気遣いのTSUBAICHIです!!!)
「夢に見た ささなみの里の 近江牛 居群れて食めば たのしくもあるか」ヤカタ作
石山寺・三井寺の広大で紅葉の素晴らしい境内を散策するのもよかったのですが、やはり
琵琶湖を見たい。古代の人が「海」だと思った偉大な湖を実感したい…気持ちは強いです。
今回は大津周辺だけでしたが、いつか琵琶湖を一巡りして、自然や表情の違う琵琶湖の
湖岸ごとに景観を味わいたいものです。
「堅田の落雁」の情景は、満月寺の浮御堂が素敵です。月見の名所でもあり芭蕉が
「鎖あけて 月さし入れよ 浮御堂」という句碑が、何と琵琶湖の中に建てられていました。
雁ならぬ、鴨やゆりかもめが湖上に浮かんでいました。いい感じ…。
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近江八景は、「暮れ時」の景色が多く、また石山寺や三井寺も琵琶湖を臨み月を愛でる高台
があります。琵琶湖の水の景色と夕焼けや月などの風情が本当に素晴らしかったのでしょうね。
「日暮れ」が早くなっている11月後半でしたので、1日が早く、帰りはもはや暗くなって
いましたが、晩秋の近江路を満喫できたのでは…と自負しています。
みなさま、ご参加本当にありがとうございました。
素人でもいかが! シャッターチャンスの自慢作をご披露します!水の鉢の中の紅葉です。

万葉うたがたり会の若き歌姫、大岡美佐ちゃんの実力が次々仕事の活躍の場を広げて
いきます。
10月の大阪ドームでの「国歌斉唱」も名誉ある機会でしたが、今回は仕事先での「歌唱」に
感激した方からのオファーでお仕事の依頼がきました。
出演に関する事務的交渉や、会場の音響や、伴奏者も必要ということから、音楽事務所
TSUBAICHIとして、マネージメントを引き受けることになりました。
11月23日(水・祝)に行われたそのイベントは、大阪市の埋め立て地、舞洲のアリーナで
行われた第5回おおさか体操祭2011でのゲスト出演です。
府民スポーツ・レクリエーションファステイバルも兼ねられた、63団体による体操・ダンス
パフォーマンスが繰り広げられ、総勢1800名が参加されたそうでした。
ゲストに美佐ちゃんだけでなく、有名な梅花チアーリーデイング部などの出演もあり、
「体操」にくくられたプログラムではありましたが、大人から子供まで、衣装も華やかで
メイクもばっちり、今日の日まで訓練されてきた技を楽しそうに披露されました。
こんな機会もあるのだなとびっくりしました。
開会式とお昼の2回の出演でしたが、美佐ちゃんも「体操のイベント」で、歌唱曲や
衣装に悩んだようでしたが、若さや元気をメッセージした曲「翼をください」「ビリーブ」
などを、大阪ドームとはまた違いますが、このような広い会場で堂々と歌いました。
ブルーのシックなドレスが会場に映えていました。
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今回もマネージメントをしてくれた山寺さんが、伴奏も担当し、大忙し。
いろいろ何役もこなせる多彩な人なので、私は安心です。
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実は、私は23日に東京で行われた「古事記」のオペラに誘われていて、行くつもりだったの
ですが、つらつら椿株式会社の仕事でもあり、社長として関与するべし!でしたので、当日は
美佐ちゃんの付き人と写真班を担当しました。
これらの写真は私が記念に撮りましたが、熱心に写真を撮りまくったり、美佐ちゃんの
コートを着せたり、持ったり…と甲斐甲斐しく?世話をしていたせいで、なんとあとから
「あの人が美佐ちゃんのお母さん?」と言われました。(笑)
はい、年恰好からいっても間違いではなく…、「社長下働きに徹する」の巻でした。
美佐ちゃんも大きく広いステージで気持ちよく歌えたことでしょう。
こうして仲間たちの実力がますます認められて活躍してくれることは、私も誇りです。
2月には、ミュージカルも控えているらしく…。若さとパワーはうらやましい限りです。
お疲れさまでした!

遅ればせのアップが続きます。
高校2年生の天才ハーモニカプレイヤーのコンサートをTSUBAICHIで開催しました。
ご紹介頂き、9月のツバイチ音楽会の時にご家族で下見に来てくださいました。
そして、その時に1曲聞かせて頂いた時に、久しぶりに鳥肌が立ったというか、思いがけず
ドキドキとするような演奏に出会いました。その感動から、こんな素晴らしい演奏会は
めったにない!とみなさんに積極的にご案内をさせて頂き、おかげさまで満員御礼の
来場者に恵まれました。
出演してくださった岡直弥くんは、四条畷の緑風冠高校の2年生です。
クロマチックハーモニカという、右手でスライドレバーを操作して、4オクターブの半音階を
操って演奏できる優れたハーモニカは、私たちが子供の時に小学校で使用した形と違う、
「魔法の楽器」でした。
彼は現在、頂点目指して精進の真っ最中ですが、12歳で世界ハーモニカ連盟日本支部コンテスト
3位を皮切りに、毎年上位入賞を重ね、今年はとうとう、ジャズポップスとデユエットと、
小アンサンブルと3部門で第1位入賞を果たし、総合グランプリの栄誉に輝かれました。
しかし、おごったところのない謙虚な好青年で、その姿にも敬意を覚えました。
当日は、第1部で、奥野勝利さんというキーボードのパートナーとともに演奏。
抒情歌から、演歌、ラテンまで幅広い演奏で、観衆を魅了してくださいました。
キーボードの奥野さんも、オカリナ演奏で、共演してくださったり、自身の作詞作曲された
メッセージソングのご披露もあったり…と内容の濃いプログラムとなりました。
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もうひとつ、私たちが「ハーモニカコンサート」を企画していたのは、蓄音機で聴く
ハーモニカの名演奏でした。
過去2回、中西久幸さんにSPレコードの演奏を蓄音機で聴かせて頂いていますが、今回は
ハーモニカコンサートで…とお願いしたところ、快くご協力くださいました。
加えて、このコンサートを知られた岡君のハーモニカの先生である、吉村則次先生が
来てくださり、「ハーモニカ」についての種類や知識や歴史、またSPレコード演奏曲の解説
などもしてくださり、思いがけないマニアックなにぎわいとなりました。
SPレコードで録音されたハーモニカ音楽は、復音ハーモニカで、半音が出ない演奏でした。
「名曲」が、半音がでない伴奏がつけられているので、ハーモニーの印象が全然異なり、
「迷曲」となっていました。(笑)時代とともに、楽器の改善や種類も変わり、演奏が
整ってくるのですね。
そして、わずかな時間しかSPレコードの演奏は聞けなくて残念でしたが、その「なつかしい
音色」に親の世代を感じたり、思いがけず子供時代を思い出したり…と地味なひとときと
思いきや、蓄音機で聴くハーモニカ演奏は大きなインパクトがあったようでした。
そして、最後に「生の演奏」を…と岡君に、コンクールなどで演奏された曲をソロで…。
私たち大人をこんなにしびれさせる情感豊かな演奏は、どうして生まれるのだろうか…と
うらやましいような、不思議なような…。
今後の成長が本当に期待される素晴らしい演奏会でした。
高校生で、進路に悩む年頃のようです。分野の少ないハーモニカを志すのなら、私は世界へ
飛び出し、羽ばたくことがいいのでは…と無責任ですが、思います。
世界でもまれながら、ビッグになっていってほしいと願います。それだけの才能がある!
日本のアーチストではなく、世界のアーチストになれる人だもん。
きょうは、記念すべきTSUBAICHIコンサートとなり、本当に「音楽サロン」として、
質の高い、稀少な音楽をみなさまにご提供できたことを心からうれしく思います。
ただし、岡君が下見に来られた時も、きょうのこの日も大雨! 雨男は誰だ!!!(笑)
岡君、今日は本当にありがとうございました。
またの機会をぜひぜひ楽しみにしていますね!!!!!

11月13日(日)には、TSUBAICHIプロデユースによるイベントがありました。
そもそもは、奈良女子大学大学院で出会った田中教子さんのお手伝いを…ということでしたが、
構想の企画が行事としてスケールも大きく田中さんお一人で運営するのが大変…という
サポーター役から出発しました。
田中さんは、高校生の息子さんのおられるお母さんですが、病気で休学を余儀なくされ
ながらもご自身の「歌作」のためにも必要と、大学院で『万葉集』研究を続けておられます。
私も奈良女子大学の大学院で、田中さんが復学される頃に出会いました。
さすがの私でもなかなか若い人にもうまく馴染めず、もたもたしていた時に、初めて学食へ
ランチに誘ってくださったのが、田中さんでした。それから大学院では何かとお頼りして
おりましたら、2008年に中条ふみ子賞を受賞され、将来を期待されておられる歌人である
ことを知り、現代短歌にはなかなか踏み込めない私でしたが、少しずつ興味も出てきましたし、
それがきっかけとなり、以後私も奈良女子大の短歌会にも出席させて頂いております(汗)。
田中教子さんの「歌集」について、ユニークであるのは、オーストラリアの翻訳家によって
英訳され、第1集の「空の扉」も第2集の「乳房雲」も、短歌本文と英訳とが記された「新しい」
短歌集が出版されていることです。
そのようなご縁から、田中さんが日常活動をされている「アララギ派大阪学生歌会」の
仲間たちと一緒に、合同歌集「月林船団」で発表された歌を中心にみんなで短歌朗読を行い、
またそれぞれの歌を英訳してお伝えする…日豪短歌朗読会を行われることになりました。
加えて、「左手のピアニスト」として活躍しておられる智内威雄さんに協力をして頂き、
ピアノ演奏をコラボする「コンサート」を行うことになったのです。
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私も気安くお引き受けしたものの、内容が複雑になってくるに従い、プログラムの流れや、
舞台の展開や、出演者が「個々」であることから、時間もなく最後まで本当に心配が
付きまといました。
そして最終的につらつら椿株式会社として、この行事を演出させて頂きましたので、
「社長」の私は、存在感を保ちつつ(笑)、1日がんばって取り仕切りました。
「短歌を作ること」と、声に出して「朗読すること」を体験してみて、練習のときからも
そうでしたが、声に出すと短歌に「表情」や「背景」や「ドラマ」が浮かび上がってきて、
とても面白いのです。短歌が「ポエム」になるというか・・・。
聞いていた私も感じましたが、朗読経験された歌人の方々が、朗読してみて自分の「歌の
完成度」に不満を持たれたり、他の人の朗読を聞いて、文字の歌と違った表情を持つことに
感心されたり、いろんな発見がありました。
また、コラボしてくださった智内さんのピアノは、個々の歌人の「歌世界」を作りだして
くださり…。本当にユニークで面白い、また「歌」の深さを思い知らせる機会でした。
『万葉集』を声に出して朗唱する私たち。まさに言葉が躍りだすような経験をあらためて
させて頂きました。
月林船団の歌人の方々の更なるご活躍を心から願っています。
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当日、オーストラリアから、田中さんの歌を英訳された翻訳家アメリアさんの急な欠席で、
もうお一人のオーストラリア在住の翻訳家でもあり、歌人である小城小枝子さんだけの
来日でしたが、オーストラリアでの短歌普及や、直訳でない英文短歌の試行錯誤や「工夫」
など、興味深いお話を聞かせて頂きました。急遽舞台ではパートナーとして田中さんが協力
してくださいました。
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力不足の私たちに、オリジナリテイあふれた企画を無謀にも演出させて頂き、光栄に
存じております。
これからは、田中教子さんの歌人としての大成も楽しみだし、若き歌人たちの活躍も楽しみです。
サブタイトルの「調べへの回帰」の通り、しみじみ古代から現代に至るまで「歌」と
「音楽性」の表裏一体にあらためて再確認し、感心しました。
田中さんの大学院での教官だった坂本信幸先生も気になっておられたのでしょう。
万葉引率旅行のあと、その足で打ち上げ会場に駆けつけてくださいました。坂本先生も本当に
律儀でお優しい!
それでは、みなさま、お疲れさまでした! 次回は我がサロンで「朗読会」はいかがでしょうか。

サロンTSUBAICHIでは、いま、万葉うたがたりの姫ではなく、浴衣美人がデイスプレイ
されています。なかなか「夏」の風情があって、サロンでとてもいい雰囲気です。
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実は、10日前の8月6日が、サロンに近い「淀川花火大会」でした。
またその日は、神戸のポートピアランドでも「みなと神戸海上花火大会」がありました。
遊び心満載でもある私たちは、着付けの北田先生にお願いし、その日だけ限定イベント
として、サロンで浴衣の着付けの機会を設けました。
「一言おばさん」の私としては、「浴衣ブーム」のようであり、だらしない「浴衣姿」が
何と多いことか。浴衣の「質」もあるでしょうが、つけ帯で誰でもが「簡単そうに」着れる
ことも落とし穴かも。また、ファッションの多様化で、足元も自由で、髪型もホステス流、
見たままが、本来の「浴衣」ではないことに、大いに不満を持っていました。
遊び心ではありますが、本心はジャンヌダルクでもあります!
もちろん最初は、オーナーの私自らが、着せて頂きました。
高岡市万葉歴史館の交流展で、浴衣を着ていたのは、この日を意識してのことです。
北田先生はご経験も豊富ですが、誠実な先生で、浴衣用の半幅帯の結び方を何通りも
メモ書きされていて、その人に合った結び方を選択してくださいました。
本人の希望もあるでしょうが、着物の柄、着ての個性、帯の種類…など、条件で
いろいろ臨機応変に対処してくださるのです。
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今回のオカモ結びはこれです。交流展の時の帯結びと違うでしょう!!!
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そして、サロンのマネキンは、また若々しく、華やかに結んで頂きました。
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そして、前面を見てください。一ひねりでこんなにお洒落に!!!
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女性(私)はやはり単純です。イメージチェンジができたり、「着物」というと、気持ちが
ハイになります。私もこれからもさりげなく、もっと着物を着たいと思うのですが、何しろ
ただいま3回目の「・・十肩」で、腕のあげ降ろしが悩ましいことです(泣)。
北田先生のおかげで本当に助かりました。
花江先生、ありがとうございました。
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交流展の展示物が搬出されて、急に淋しくなったサロン。
しかし、昨日は、いつものように、ヨガ教室でにぎわいました。
交流展のイベントとして30日(土)に高岡市万葉歴史館館長による記念講演を企画して
下さいましたが、サロンのTSUBAICHIが万葉うたがたり会の拠点でもありますので、
もちろん私たちもコンサートで花を添えたいと思い、前座を務めさせて頂きました。
しかし、展覧会の最中で、楽器準備は無理だろうということで、歌姫のみの出演と
なりました。(カラオケオーケストラで歌いました。)
私の誇るベスト歌姫たちです。
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もちろん「高岡旅情」で幕開け。あとはサロンの越中ワールドにあり、能登の民謡の
「しただみわらべうた」。そして、越中三賦(組曲)です。
カラオケはCDのものを使いましたので、弦楽四重奏の格調のあるサウンドでご披露できました。
私も歌を聴きながら、視野にある展示の絵画、版画、万葉歌の景色に心を馳せることが
できました。ぜいたくな時間でした。何とこの様子は、高岡市の万葉歴史館へライブ放送を
されていたそうです。インターネットの世界はますます進化しているようです。
変則的コンサートでしたので、私は出演できなかったので、普段着でいるのも不自然かもと
思い、万葉衣装もへんだし、悩んだ末、30日は、季節がらの「ゆかた姿」で登場させて
頂きました。小粋なマダム風情で・・・。(笑)
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記念講演をしてくださった坂本信幸先生は、オープンの26日にテープカットして下さり、
お忙しいにも関わらず再度ご足労頂きました。さすがに人気の講演に申し込みも多く、
坂本人気を実感します。
「越中万葉の魅力」というタイトルでしたが、日めくり万葉集のDVD映像なども含めて、
大伴家持の歌について話してくださいました。
具体的に「春苑桃李」の2首のうち、「春の苑 紅にほふ 桃の花…」の歌について
坂本先生の指示により、檀ふみさんの朗詠にも反映していましたが、この歌が2句切れか
3句切れかということについてです。もちろん過去の研究史も比較しながら、春の苑が紅に
輝いている説、3句切れならば春の苑の紅に咲いている桃の花…とみる説を挙げられ、
先生は、2句切れとして解説してくださいました。
そして、漢語「紅桃」について、漢籍の引用なども紹介して下さったが、結局「紅にほふ」は
連体格と見るべきで、2句切れと理解したいとのご意見でした。ふむふむ、そっかあ。
そして、大学院でも万葉歌が漢籍の影響が大きいことから、文例や引用の分析などの作業が
苦痛と言うか、本当に大変でしたが、それで裏付けされることが結論ではなくて、私が
うれしかったのは、坂本先生が、漢籍の影響が非常に大きいことは事実であるが、それだけ
ではなく、日本人独自に作りだした文字表現というものもあったであろうと話されたことでした。
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「万葉仮名」に工夫された表現や、漢籍の影響下にあって、古代の日本人がそこから生み
出した文字表現があることの方が、享受した自然な文化である気がしました。
『万葉集』の魅力って、きっとそう言うところにあるのだと思います。
ご講演は、レジメすべての消化はできませんでしたが、みなさんこの歌は2句切れ!という
ことをしっかり頭に入れて帰られたことでしょう。
坂本先生、ありがとうございました。
オープンのお手伝いの時の高野副館長に代わって、関研究員が加わり、おかたづけ部隊が
揃われました。
坂本先生を中心に、会話や行動やその他、新谷、垣見、関さんの3人の研究員さんの絶妙の
トライアングルの関係には感心して拝見していました。(笑)
でも高岡市万葉歴史館でも変わらずに、このハイテンションなのでしょうか。楽しそう!
みなさま、本当にお疲れ様でした。私も名残惜しいです。
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1つの夢がまた実現しました。
サロンTSUBAICHIは、平成の海石榴市を目指して名づけましたが、犬養先生から
頂いた万葉の故地とのご縁を大事にし、万葉うたがたりの活動の中で、私の方から、故地
交流や発信協力をしていきたい、またそれができる拠点でありたいと立ち上げました。
ですから、TSUBAICHIが時々「ある日」日本の中の特定の地域の空間としてみなさまに
情報を提供したり、楽しんで頂く事ができる場所として、展開したいと思っていました。
そして、私にとって長いお付き合いで、思い入れも深い「高岡市」の交流展が、最初に
実現したことが、本当に夢のようです。
特に、高岡市万葉歴史館行事として、高岡市の予算事業の中で行って頂いたことは、本当に
光栄であり、高橋市長をはじめ、歴史館の方々にあらためて篤くお礼を申し上げます。
ホームページに記しましたように、高橋市長と明日香村の関村長からの心尽くしのお花が、
個性的で好対照ですが、とても素敵です。ありがとうございました。
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初日の今日が平日でしたので、オープンの時の参加者が心配でしたが、北日本新聞の記者も
来て下さり、今日の記事が早速明日の地元の朝刊にでるそうです。
どんな風に紹介されているか、早く見たいなあ。
また、歴史館の新谷さんや垣見さんは、大阪でお仕事、高野副館長は、万葉を愛する会の
秋の「和歌山」旅行の下見に…とそれぞれにあわただしく次の場所へ動いて行かれました。
せっかくでしたので、出発される前にとりあえずの記念写真です。
では、高岡市の「宝物」確かにお預かりいたしました!